代表理事 年頭あいさつ➂「コロナ転じて福となす」代表理事 勝矢 珠容子 (㈱勝矢和裁 会長)
新年あけましておめでとうございます。
昨年は予想もしていない新型コロナウィルスの出現により、何もかも想定通りに行かない年となりました。当社も6・7月は主要取引先が関東にあるため、休業及び催事の中止の影響を受け、不安な時期を過ごしました。その後は徐々に戻り、現在ほぼ元に戻りました。しかし今また次の事態が起り、成人式の中止・延期で先が見えない状態となりました。何もかも今までと違う状況の中で今後どのようにやって行くかを情報収集・現状認識をして、出来る対策を少しずつ進めています。
同友会活動も例会・会議等がほぼズームとなり、出来る人はより進み、出来ない人との差が広がっているように感じます。参加して学ぶことが当たり前の例会が、ズームではなかなか伝わらないように思います。しかしこれからはズームでの会議等は当たり前になるのではないかと思うので、少人数での勉強会を数多く開催して行く必要があるのではないかと思います。以前、事務局の近くを通った時、一緒にいた仲間の一人が「懐かしい?同友会」とつぶやいた一言がわすれられません。集まって顔を見て話したいのは皆同じなのですね。早くワクチンが出来、普及して、以前のように戻る日を待つのみです。
コロナ禍の中、業種・業態により受ける影響は様々ですが、その中でピンチをチャンスに切り替えて業績を伸ばしてらっしゃる会員さんのお話を聞きました。やり方次第でチャンスはいくらでもあるということを再度学びました。事務局に聞けばあらゆる情報があるので積極的に聞き、自社の経営に生かしていけばいいのではないかと思います。
まだしばらくはこの状況かもしれませんが、心の健康、体の健康に気を付けて、この一年を乗り切りましょう。どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。