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2020.12.30

「『企業の体を成していない』といわれた会社からの脱却劇~あなたは自分の会社で働きたいですか?~」

報告者:(株)アールテック・リジョウ 代表取締役 石本 英和氏

 (株)アールテック・リジョウは佐伯区五日市に事務所と工場があり、省力化装置や精密板金製品などの製造をされている会社です。石本英和氏はお父様から承継後、5S活動・若い社員の積極雇用・断捨離など社内改革を進め、社員が活き活き働く会社づくりをされています。
  今回は、石本氏が約30年前に入社し一度の退社、再入社を経て、現在に至るまでを時系列に「紀元前・正面衝突・課題対処・仮説検証」の四時代に分け、まとめられた年表を基にお話しされました。

 正面衝突時代には、社内改革を進めようとするも、猛反発にあい、ついにベテラン社員5人組が退社。
  課題対処時代には、クレーム多発による顧客からの監査要求を機に、断捨離カイゼンを行い、工場が最強の営業マンと呼べるまでに。
 仮説検証時代には、「自分が働きたい会社宣言」を行い、社員の多能工化を進めることにより、有給が取りやすくなるなど、「勝手に働き方改革」も進み、「こんなに社員さんが活き活き働いている会社、見たことない」といわれるほどに。

 最後に石本氏から「あなたは自社を自分が働きたい会社にしていきたいですか?」との質問に、全員がYesに手を挙げました。