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2020.10.08

「ウィズコロナに向けて環境は常に変化する」福山支部E地区会8月例会

■講師:(有)池永経営会計事務所 田中秀穂 氏

 E地区8月例会はリモートでの開催でした。まず、田中氏より自社で起こった新型コロナウィルス感染陽性者発生のリアルな体験談をお聞かせ頂きました。福山市の保健所とのやり取りなどでバタバタしないためにも、担当者を決めておくことなどを含めて、平時に自社のBCP(事業継続計画)策定が必須だと感じました。

 次に気になったことは、コロナ禍の状況を機に新しいビジネスモデルの生まれる可能性がどの会社にもあることを指摘されていました。ピンチをチャンスに変えるとはそのような意味合いなのでしょうね。
 また、コロナ禍ではリーマンショック時とは違い、各社にはまだ資金的な余裕があることを指摘されて、余裕のあるうちに長期的な視野で、長引くコロナ不況に対応する自社の経営指針をじっくりと見直してみる良い機会にしてはどうか?との問いかけもあったように思います。
 コロナ禍の状況であろうがなかろうが、経営指針を策定してやるべきことを整理し、明示し、実践し、会社を発展させることは、経営者としての責任ですね。襟を正しましょう。

 さて、今回のグループ討論は、5分×3回で行われ、短時間の討議の感想を聞くという初めての試みがありました。より多くの発言を引き出そうとの狙いがあり、良かったと思います。参加者全員が発表できていました。

 最後に、このような状況下においても、新しいことを考え、出来ることを精一杯して頂いた第2グループの例会づくりに対する熱意に敬意を表します。
 ありがとうございました。