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2020.09.25

ちょっとした話(1)「宮島発のコッペパン、逆境を逆手に挑戦中!」㈱勝谷 代表取締役  早川 秀樹 氏(広島西支部)

 新型コロナ感染症が拡大して以降、観光客が激減した宮島。4月は前年同月比で89%減、外国人観光客に至っては99%減だったそうです。
 そんな宮島で、祖父の代から受け継ぐ伝統のあんこを使用したコッペパン専門店「勝谷菓子パン舗」を営む㈱勝谷の早川さん。それまで暮らしていた関東から引っ越して2018年4月に宮島初のコッペパン専門店をオープンし、着実にファンを増やしていた矢先の出来事でした。
 仕事で春先に早川さんを訪問したある会員さんは、おいしいコッペパンが山積みになっているのを見て絶句。「全部廃棄なんです」と聞かされショックを受けたそう。それから苦境をつぶやいた店のSNSがテレビに取り上げられ、「販売場所を提供しますよ」「出張販売して」「まとめて持ってきて」と島外販売のきっかけが生まれました。以来、予約注文と定期出張販売、イベント店頭販売を展開中です。
 「宮島は大好きだし、賑わいを取り戻してほしい。宮島の店も続けたい。でも、店を維持するためには今は外に出ていくしかない」と語る早川さん。今は、宮島発コッペパン達が観光大使を兼ねて飛び回っています。出張販売など最新情報はインスタグラム等ご覧ください。

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