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2020.09.02

報告者:㈱アイ・エム・シー ユナイテッド 代表取締役 今津 正彦氏

 去る7月27日(月)、同友会事務局(&Zoom)にて開催されました。参加者は、新会員5名、役員等14名、他支部より2名、オブザーバー1名、合計22名でした。同友会紹介ビデオ鑑賞の後、先輩会員によるミニ体験報告がありました。

 ㈱アイ・エム・シー ユナイテッドは1985年8月、先代である今津氏の父君が木型製作を個人で創業されました。当時、中古車販売の会社を辞めて、父君の会社を手伝うことになりました。そして、2000年9月に、父君からバトンタッチを受けて社長に就任されました。同友会への入会は2010年12月。当時、M&Aで会社を合併されますが、合併相手から雇用継続した社員さん16名中14名が退職するという大変な時期だったとのこと。
 入会してすぐに経営指針成文化セミナーに参加。経営指針の成文化をされました。そして、同時に力点を置いたのが、新卒の採用でした。同友会の共同求人活動にも参加され、1年目は1名、2年目に2名、3年目には4名を採用。以後、現在までコンスタントに新卒採用を続けています。このことは会社を大きな転機となったそうです。
 そして、この春、新社屋を移転オープンされました。「会社は安佐町飯室にありますが、非常時には地域の避難所として開放されることになっています。わが社のスタートは飯室。十年ビジョンを描いた時、この地でやっていくという覚悟を決めてから、いろいろなことが私の中でリンクしていきました。地域の雇用を担う。社員の働く環境を快適にする。社員に安心感を与える。地域の活性化の一翼を担う。地域の防災拠点となる。必要とされる企業になる。コロナ禍の世界経済の中でも、企業の使命は存続し続けることではないでしょうか」というお話が印象的でした。

 最後に、アンケートより、参加者の皆さんの感想&学びをご紹介いたします。
「様々な経営者の話を聞きながら、固定概念を変えてみたい」
「同友会の活動、自社の変化が良く分かった」
「いろんな意見が聞けて良かった。早くグループ討論がやりたい」
「聞く話すべてが、経営者の実体験なので、リアルだし勉強になる」
「社員と一緒に経営指針を作り、一丸となった経営をめざしたい。そんな問題意識を今日は持って帰るつもり」
「①経営の勉強 ②仲間づくり ③良い経営者になれる ④労使は対等 これを学んで行きたい」。