入社三カ月、新入社員フォロー研修開催 呉支部&東広島支部求人社員教育委員会
●ソーシャルディスタンスでフォロー研修
7月18日(土)呉支部・東広島支部合同で「新入社員フォロー研修」を開催しました(実行委員長 小松石油㈱代表取締役 小松弘昌 氏、参加者17社21名)。
入社して3ケ月、本年は新型コロナウイルス禍により、通常とは違った社会人生活がスタートしています。同友会では、4月に合同入社式を開催しましたが、例年の新入社員研修は開催できませんでした。
そんな中、感染症対策に配慮し、当初は実施予定のグループ討論を中止、教室形式での開催となりました。また、経営者・スタッフは別会場で待機し、Zoomモニターを視聴する形としました。
新入社員フォロー研修 次第
9時 :開会 ①働く姿勢・マナー研修
12時 :昼食・休憩
13時 :②先輩社員の体験談
14時半:③仕事の目標・行動計画
17時半:感想文・決意表明
18時 :閉会
●働く姿勢・マナーを学ぶ
午前中の働く姿勢・マナー研修では、「学生と社会人の違い」「マナーの重要性」「新しい生活様式」「コミュニケーションの大切さ」を中心に学びました(講師 インターナショナルエアアカデミー広島校 校長 崔希美 氏)。
内容は、挨拶やお辞儀の仕方、笑顔の練習、イスの座り方の確認と実施、言葉を使わないでジェスチャーで伝える、と楽しく受講できました。また、マナー偏差値(挨拶・笑顔・言葉遣い・身だしなみ・態度の項目)を自己採点。これからの会社生活に役立つ、盛りだくさんの講義になりました。
●先輩社員の体験談
午後からは、昨年入社された「先輩社員の体験談」でした(講師 小松石油㈱ 平本隼さん、リアライズ㈲ 片岡美咲さん)。
自社紹介、現在の仕事、1年間を振り返っての失敗談・成功談・これからの目標、という内容で報告いただきました。
先輩社員の報告後、新入社員さんには入社してからの失敗談・成功談を整理し、全員が発表しました。
失敗談では、少し大きな事故に繋がりそうな事、分かったつもりで仕事を進め失敗した事、お客様に迷惑をかけた事がありました。適切な指示と「報告・連絡・相談の不足」が共通した課題であると感じました。
また、成功談で共通していたのは、出来なかった事ができるようになった、一人で任されることもあった、先輩や上司に褒められた、お客様に感謝された、と仕事のやり甲斐に繋がっている事でした。
●人生と仕事の目標を立てる
最終講義は、「仕事の目標・行動計画」でした(講師 オオサワ創研㈱ 代表取締役 大澤仁志 氏)。
実は、フォロー研修に参加する前に、新入社員研修・将来設計を考えるシートの記入を宿題にしていました(合同入社式で、新入社員研修のしおり、マナーテキスト、社長の手紙を渡していました)。
今回は、その続きで仕事の目標を立てる、来年三月までの目標計画を記入しました。
急遽、経営者スタッフがアドバイザーとして、新入社員に関っていただきました。
そして感想文レポート記入の後、新入社員全員が決意表明を述べました。
最後に、閉会挨拶(新入社員研修実行委員長 ㈲寿木工 代表取締役 住岡和美 氏)では、「人は働く事で、人間的成長を遂げる。今日は、働くために必要な①マナー、コミュニケーションの取り方、②目標実現計画を立てる、事を学びました。3年後、5年後に中堅社員研修で再会できることを楽しみにしています」と締めくくりました。