三次でオープン例会を開催 ~コロナに負けるな! ピンチはチャンス~
去る7月9日(木)、三次グランドホテルにて、4回目となるオープン例会が開催されました。参加者は、会員が21名、オブザーバーが4名、事務局を含め総勢26名でした。
広島県内でコロナ感染者が増えたことを受けて、当初の予定を変更し、グループ討論の時間を短縮するなどして実施しました。
ピンチはチャンスの体験談
問題提起は、代表理事の立石克昭氏(㈱タテイシ広美社 代表取締役会長)より、「コロナに負けるな! ~ こういう時こそ新しいチャンスを探そう ~」と題して行われました。
立石氏は、バブル崩壊の時、売り上げ激減でピンチに直面します。周囲からは無謀と言われた電光掲示板の自社開発に取り組み、その後の企業発展の軸になりました。
また、今年の春、受注していた東京オリンピックの仕事が延期となりストップ。そこで、アクリル板の衝立など、コロナ感染防止のための商品を開発したところ、休み返上で生産しないと間に合わないほど注文がきました。
立石氏は、ピンチをチャンスに転換するカギとして、左のようにまとめました。
①経営を楽しむ、
②今起きている現象はプラスでもなくマイナスでもないと考える、
③マイナスの裏にはプラス、プラスの裏にはマイナスがある、
④経営指針を成文化して常に会社の方向性を考える、
⑤わが社は何業か? 常識にとらわれず独自の業態を確立する。
思い切ったチャレンジができたのは、ピンチだからこそ、追いつめられて開き直ったからではないでしょうか。
「良い会だなぁ」
問題提起の感想と自社の現状について、30分間、グループ討論を行いました。
オブザーバー参加の方からは、「今回も大変勉強になり、良い会だなぁと感じております」との感想が寄せられました。
当初の予定では今春から「備北支部設立準備会」を設けるはずでしたが、コロナの影響で具体化できていません。当面は、県北方面の会員で月に1~2回、近況報告会を行い、またオープン例会を行っていくことになると思います。