新型コロナウイルスを乗り切ろう! 会員のお役に立つ、呉支部の取り組み事例
●臨時正副支部長会議で方向性を確認
呉支部では、新型コロナウイルスの影響を受け、地区例会をはじめ総会議案研修会、新入社員研修・合同企業説明会・高校生と保護者のための企業ガイダンス等の行事中止を余儀なくされています。
この間、三月の支部理事会でも同友会活動のあり方を論議、臨時正副支部長会議を四月三日に開催しました。 同友会での学びを生かし、「経営者としてすぐに手を打つべきこと」を実施する。とにかくスピード・実践が大切であると確認しました。
●勉強会三回シリーズ
それに合わせ、三回の勉強会を企画。即日、関係各所と連絡を取り、「雇用調整助成金の勉強会」講師 渡辺人事経営研究所 渡辺所長(四月八日)、「融資制度などの勉強会」(四月一五日)講師 日本政策金融公庫呉支店の春井総括課長、呉信用金庫地域貢献部の松川部長、「呉市の制度融資」講師 呉市商工振興課の奥村課長が決定しました。
早急に、会員へのメール配信、FAX送付、edoyuでの出欠確認を始めました。
一回目は二〇名の参加者、二回目は急遽ZOOMを導入し、開場参加者は一六名・ZOOM参加者は二五名でした。 三回目の勉強会は、緊急事態宣言を受け延期になりました。三回の勉強会についての講師資料は、edoyu掲示板に公開をしました。
●五月行事からZOOM導入
県経営労働委員会の方針を受け、地区会長・部会長にZOOM導入を依頼。支部長、総務委員長と検討し、呉支部方針としてZOOM会議を取り入れます。(地区会役員会・例会、部会幹事会・例会をZOOMで開催を進める) 五月の経営労働委員会の指針発表会、広報委員会、総務委員会、組織委員会がZOOM開催になります。 また、会員の専門家による「個別無料相談会」を五月八日、五月一三日に実施しました。
●クレの和チケットで応援
同友会呉支部のママさんたちが有志で「クレの和チケット」を立ち上げました。四月一六日の正副支部長会議にも報告され、呉の夜の街を応援することが決まりました。同友会の仲間一二店舗が参加、三千円のチケットとポスターを作成しました。四月二四日にはチケット百枚を作成し、半分はお店が販売、半分は事務局でも購入できる体制を作りました。
同時に会員がLINEやFacebookで拡散、中国新聞でも取り上げて頂きました。会員をはじめ、新聞を見られた一般の方も来局されました。
ゴールデンウイークを挟み、五月八日には同友会事務局販売分で一二〇万円に達しました。
会員の皆様の呉事務局への来局機会が増え、経営状況や各制度の活用の様子などもお聞きしています。
●行政との連携も構築
呉市では、この間の雇用調整助成金や持続化補助金などの申請について、社会保険労務士・行政書士に申請手続きを依頼した場合に助成する制度が五月八日に発表されました。(五月一一日より申請開始。五月一一日以前のものについても遡及補助あり)
早速に呉市より資料を頂き、メールやedoyu掲示板、呉通信への掲載で会員の皆さんへ広報しています。