<代表理事メッセージ> 新型コロナウイルスに負けない! 一人で悩まないで! まず、会員や事務局に相談を! ~知恵と力を合わせて、新型コロナウイルスによる危機を乗り切ろう
2020年4月1日
会員のみなさま
広島県中小企業家同友会 代表理事
粟屋充博 立石克昭 勝矢珠容子
<代表理事メッセージ> 新型コロナウイルスに負けない!
一人で悩まないで! まず、会員や事務局に相談を!
~知恵と力を合わせて、新型コロナウイルスによる危機を乗り切ろう~
新型コロナウイルス感染症の影響が、私たちの経営を直撃しています。先のアンケート調査では、会員が9割は影響ありと回答、中には売上9割減の企業もあり、深刻な状況になっています。さらに終息時期が見通せず、影響の長期化が濃厚です。「新型コロナウイルスに負けない」という気概のもと企業を存続させ、雇用を維持するため、会員のみなさんに次の三点を呼びかけます。
1.雇用を守ろう~全社一丸となって企業の存続を
どのような困難があっても経営者には会社を維持・発展させる責任があるという同友会の「労使見解」の姿勢を貫き、断固たる覚悟と意思でこの難局を乗り切りましょう。 「絶対に雇用は守る」、そして「社員やその家族の命と健康を守る」という方針を明示して社員の信頼感と安心感を高め、意欲と創造性を引き出し、全社員の力を結集して危機を乗り越える原動力としましょう。
2.一人で悩まないで会員同士、声をかけあおう。事務局へ相談しよう。
会員同士や地域の経営者にも声をかけあい、電話や情報ツールなどを活用し、知恵を出しあい、励ましあって困難を乗り切りましょう。行政の支援施策も相次いで公表されています。緊急融資制度や雇用調整助成金なども積極的に活用し、特に当面の資金を多めに用意しましょう。 事務局にも、関係機関から様々な情報が寄せられています。お困りごとは何でも事務局へご相談ください。
3.すぐに自社の現状を把握し、必要に応じた資金繰りの手当を
まず、自社の現状を性格に把握しましょう。自社を把握するツールとして手引き「新型コロナウイルス対応 経営者が今すぐにすべき4つのこと」を作成、併せてこの手引きの解説動画も作成しました。資金繰りの必要があれば、ウイルス対応の制度融資の活用や既存の借入の返済猶予など必要な手立てを打ちましょう。一人で悩まず、まずご相談を。