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2020.04.05

「デジタルトランスフォーメーション研究会」福山支部P地区会2月例会

報告者:大和屋製パン工場 塩出喬史 氏、日栄産資(株) 岡崎徹也 氏、(株)マルケン装飾 岡田展政 氏

 P地区2月例会は『P地区デジタルトランスフォーメーション研究会』と題し、P地区会員のIT技術の活用事例を発表してもらい、各社のIT活用に対する取り組みを知りIT技術の活用に対する考え方を学びました。
 例会タイトルにありますDX(デジタルトランスフォーメーション)とは、企業がIT技術を活用し、製品や事業、組織や経営、働き方などを変革することであります。これからの時代、業種や規模を問わず、企業の成長発展にITの活用は欠かせません。ITを活用することで、生産性の向上やビジネスチャンスの拡大などの効果が期待できます。この度の発表では、社員の予定をグーグルカレンダーで共有することによって予定の「見える」を行い仕事の効率化を図っている会社や、製造管理をキントーンという管理システムを使用することによって生産性の向上を図っている会社や、独自のスマホを利用した発注システムを活用している会社など、身近なIT技術の活用から自社に見合ったシステムを導入された会社まで様々な事例を発表されておりました。

 討論でも各社の様々な取り組みを学ぶことが出来たと共に、いくら便利な技術も、便利さが使用する社員に伝わらなければ意味がないので周知が重要であることや、いくらIT技術を導入したからといって社内のコミュニケーションが取れていなければ活用は上手くいかないなど、社内変革に必要な活発な意見が飛び交っておりました。
 私自身はこの度の例会を通し、社内のコミュニケーションは勿論のこと、自社の課題や業務内容や社内の意見をしっかりと把握していないと、IT技術の活用は上手くいかないことに気づくことが出来ました。