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2020.04.01

「先代を超える経営者の覚悟」呉支部広東地区会2月例会

報告者:㈱ハマシタ 濱下 貴洋 氏

 広東地区の2月例会では、㈱ハマシタ 濱下貴洋氏に報告いただきました。
 濱下氏の会社は、濱下氏の父親が1988年に創業し、船舶艤装品、船舶塗料やロープ、機械工具などを販売する仕事です。「船具屋(せんぐや)」とも言われるそうです。

 濱下氏は5年前に社長に就任し、現在は、父が会長となり、弟2名と社員1名の計5名でご商売されています。
 濱下氏は学生時代に、父の会社で配達のアルバイトをされたそうですが、その時に沢山のお客様と接していく中で、商材を扱う喜び、ものづくりに携わる喜びを知ったそうです。
 大学卒業後、機械工具専門商社で約3年の修行の後、現在の会社に入社し、現在に至るそうです。
 多分思い違いだと思いますが、濱下氏は、元々は大人数の集まりや、人前で話すのが好きでなかったそうです。そのため同友会への入会も最初は迷われていたそうですが、入会後すぐに、考え方や自社への想いが足りないことに気付き、先輩達を見て自分に落とし込むことや、お客様のニーズに応えるには?など真剣に考え、行動に移すようになったそうです。

 現在では「フットワークの軽さ」「知識(ノウハウ)」という強みを確立し、それを活かすべく、新規業界に参入したり、社屋の立替えを検討したりと精力的に動かれています。
 数年ぶりに濱下氏のお話を聞かせていただきましたが、元々のお人柄に加え、明確な戦略もプラスされており、確実に成長していると感じました。