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2020.01.01

「備後学②地図で見る福山市の現状と未来」福山支部地域内連携推進委員会

講師:福山市 建設局 都市部 都市計画課長 佐藤展好 氏

 この度の地域内連携推進委員会は、備後学第2講として「地図で見る福山市の現状と未来」~市場原理を利用した都市のコンパクト化の実現に向けて~と題しまして講師に福山市都市計画課長の佐藤展好氏を迎えて講演していただきました。
 講師の佐藤課長は、未来の福山の課題や人口減少の現状などを詳しくデータで教えていただき、これからの福山市に必要な動きなどを教えていただき、その中で、人口増大時代に有効だった街づくりは人口減少時代に機能しないと語られました。
 この先、市場原理に基づく人口減少に対して都市のコンパクト化を提唱していました。都市のコンパクト化というと郊外部の切り捨てと言われる方もいらっしゃるようですがそうではなく、自治体間の連携による、オペレーションシステムが重要だともおしゃっていました。

 福山市の人口分布図は他県にない非常に優れたシステムを採用しており、現在人口移動も考慮した人口分布図を作成することが可能になったそうです。これらデータを基に私たち中小企業がこの人口減少時代に何をすべきか、どうやって生き残りを図っていくべきかを問われた気がしました。
 今から5年後多くの都市機能が失われていく中で、新しい機能も作られていくと思います。人口減少による人財不足、仕事の仕組みの変化、等々変化の中で私たちはどう企業を発展させていくのかを考えるきっかけになった委員会でした。

 初めて地域内連携推進委員会に出席したのですが知らなかったことが多く大変勉強になった委員会でした。皆様も是非福山のことを知りたいと感じた際は地域内連携推進委員会に足を運ぶことをお勧め致します。