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2019.11.26

「先祖の足跡の中に未来の道標が見える」広島西支部西地区会10月例会 

報告者:㈲シーピーシー 取締役 原田たづこ  氏

 西地区会10月の例会は、㈲シーピーシーの取締役 原田たづこさんにお越しいただき、新規事業開発から事業承継に至るまで、幅広いテーマでお話しいただきました。
 同社は創業から40年続く、広告企画デザインの会社です。起業してからは順調に事業拡大してこられましたが、バブル崩壊時に売り上げが激減し、その時に自社の独自商品が無いことに気づかれ、また同時期に社長の叔父が亡くなられたことがきっかけで、家系図づくりに取り組まれたそうです。
 家系図を作成する中で、原田家は代々商売人の家系だったが、先祖は事業を失敗させていた過去を知ったことで、自社を100年続く企業に育てたいという強い思いに至ったと伺いました。

 長く続いている会社の特徴は、経営理念、社訓、家訓を守り伝え続けている事が共通点で、事業承継の際も「目に見えないもの」を後継者に引き継ぐことが重要だそうです。
 最初は個人的に作成した家系図でしたが、口コミで制作の依頼が徐々に増え、今では他社が真似できない独自商品へと成長したとの事です。
 グループ討論では「あなたの会社は何を残し、何を伝えたいですか?」をテーマに話し合い、「自社の強みを把握し、お客様からの信用を守り続けたい」など活発な意見が交わされました。