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2019.11.26

「福山城の歴史を学ぶ」福山支部地域内連携推進委員会10月勉強会

講師:備陽史探訪の会 会長 田口義之 氏

 9月には、福山市役所の渡邉氏に、福山城築城400年記念事業についてお話いただきました。10月は、福山城の歴史に焦点を当てた勉強会を田口氏を講師に開催しました。
 福山城を語る上で名前が上がるのが福山藩初代藩主の水野勝成です。実は徳川家康の従兄弟であり、鬼日向の異名で呼ばれる戦国屈指の暴れん坊であったそうです。江戸幕府の正式な記録にも「そこかしこで人を斬る」といったことが記されているのだとか。

 そんな水野勝成が後半生になり備後10万石の大名となります。そして課せられた使命が西国の鎮衛です。江戸幕府が西日本を支配するためには、瀬戸内海を押さえる必要がありました。その要所とされたのが鞆です。そのために築城されたのが福山城。外堀は海へと繋がっており、軍港の役割もはたしました。また、城下町福山も計画的に作られた干拓地であるなど街の成り立ちを知ることができた貴重な時間となりました。