2019.11.11
「マンダラチャートで見えてきた真の経営理念」広島中支部中34地区会9月例会
経営改善勉強会
報告者:㈲リラックス 代表取締役 國政秀一
現在約330名の従業員をかかえ、2018年には自社ビルを建設するなど事業を急拡大している㈲リラックスの國政秀一社長に経営体験報告をしていただきました。
國政さんは、福祉の仕事を介護から始めて、障害者支援、保育…と事業を増やし、「生涯支援体制」を理念の中核として、福祉を通じて誰もが輝ける地域社会の実現を目指し、県外への進出も視野に入れているという思いを熱く語って下さいました。自分の報酬はほとんど取れない時期は自分の生活費をアルバイトで稼いだという情熱や、いろいろな事業にためらわずに挑戦する姿勢が印象的でした。
氏が今回発表した「マンダラチャート」は、大谷翔平選手が高校時代に使っていたものとして有名です。実は昨年の宮島一泊例会で書きかけのところだったのを、自力で完成され、それによって、理念を元に何をしなければならないかが明確になった、とのことでした。特に、取り組みの展開を、社員の皆さんに説明しやすくなった、という報告が印象的でした。
また、「生涯支援体制」という理念は、顧客にもっと多くの場面で必要とされたり、従業員の色んな人生の局面をサポートするという意味で、福祉の業界にとどまらず、あらゆる業種においてもあてはまることにも気づかせていただき、とても内容の濃い例会になりました。