2019.11.03
「商品(サービス)や個人の魅力の伝え方~Why→How→Whatのゴールデンサークル」広島東支部南4地区会9月例会
経営改善勉強会
報告者 広島大学 大学院 総合科学研究所 准教授 匹田 篤 氏
Appleのプレゼンテーションは 「自分たちがそれを作った理由」→「それをどうやって」→「それは何か」という順番で製品をアピールした。普通は逆の順番で発表しがちであるが、偉大なリーダー達は「なにをする」ではなく「なぜするか」で人を動かしている という紹介から始まり、中小企業においても 値引きや常連の、というサービスではなく、その人や組織を頼りたくなるようにアピールすることこそが、その組織やサービスの付加価値であり、ブランドである。
という考え方を教わり、ワークショップ(グループ討論)では自社の魅力を引き出すべく WHAT(何を心がけているか) HOW(どうやって実行しているか) WHY(WATを実行している理由)を書き出し、広く社会にアピールする表現を考えました。知る事、聞く事を通じて魅力を再認識し、ブランドは必ず老化が進むので次の世代の顧客と常に出会い、取り込む工夫が必要で、好き嫌いには「なぜ」は無い しかし信念や理念には「なぜ」はあり、それをあえて語る事が重要であることがわかりました。
さすが大学の先生で声はよく通り、時間配分も丁度良く、学生時代に戻ったような講義でした。懇親会も匹田先生にも参加頂き、濃いお話で盛り上がりました。