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2019.11.01

広島エリア支部求人社員教育委員会 広商インターンシップ 今年で16年目  支援委員会と夏のインターンシップを開催 ~会員企業46社で生徒79名を受け入れ~

 今年度で県立広島商業高校(広商)の2年生のインターンシップは16年目を迎えます。広商のインターンシップは、校長先生を始め先生方が、生徒の中小企業での就業体験に強い期待をもっておられることから支援を継続して来ました。
 授業の一環として行われ、実習担当教員として全教職員が関わり、全生徒が広島市内近郊の企業で夏休みの3日間を利用し就業体験をします。315名の生徒のうち79名(男子18名、女子61名)を同友会会員企業46社で受入れました。  

■事前の支援委員会を開催

 毎年、広島エリア支部では準備段階として、就業体験が始まる2ヶ月前に会員企業で支援委員会を立ち上げています。まずは各社の実習スケジュールの確認と見直し。昨年度の良かった点、悪かった点、改善すべき点を洗い出し、委員会で校長先生並びに担当教員と参加企業で、試行錯誤を繰り返し行っています。
 毎回、校長先生も交えたグループ討論で夏のインターンシップ本番に向け、生徒への対応を活発に意見交換します。

 今年度は双方にて実習の目標を共有しました。同友会としての共通指導事項として、
1.笑顔での挨拶を徹底させる
2.必ず社長が自ら一回は学生との時間を持ち、その時間にてなぜ、なんのためのインターンシップなのかの開催目的、我が社の理念についてお話しする
3.広商さんのホームページに掲載されている学校長挨拶、令和元年度学校経営計画を社長、担当者は必ず目を通しておく
 以上の三つを各社で確認実行し、生徒及び関わる方にとって有意義でみんなからとても良かったという声があがるインターンシップにしようと確認しました。
 宮迫実行委員長も「生徒さん達や学校、そして私達、関係するみんなにとって意味や価値のある、そんなインターンシップにしていくためになにとぞご理解とご協力をお願いします」と言葉を頂きました。  

■インターンシップ本番

 夏本番の8月5日から7日の3日を基準に各企業にて実習が行われました。
 今回、5社(広島西山青果㈱、ヒロボシ㈱、東洋省力㈱、㈱ショウエイ、西研㈱)に取材に訪れました。各社とも先輩社員がしっかりと指導し、手取り足取りと仕事を教えていました。
 生徒の皆さんは、「仕事も思っていたより大変だった」「3日間頑張りたい」「学校とやっていることが全然違う」「文系なので理系のような作業をやるのは初めてで難しい」などの話も聞けました。  

■まとめの会を開催予定

 今後、同友会事務局にて実習のまとめとして第2回の振り返りの支援委員会を開催予定です。ここで今年度の振り返りと次年度への課題などを整理して行きます。広商インターンシップに参加した企業は是非とも来ていただき、校長先生ならびに各企業の取り組みについて意見交換をして頂きたいと思います。 (文責 事務局 児玉)