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2019.10.08

意見交換会「尾道の『あした』を考える➀」尾道支部政策環境委員会

講師:NPO法人原田芸術文化交流館 理事 佐藤顕治氏・清水麻紀氏
講師:フルーツ夢工房MUKAISHIMA 代表 半田史子氏

 8月23日(金)工房おのみち帆布にて、「尾道の『あした』を考える」と題した勉強会(意見交換会)を開催しました。
 様々な形で尾道のまちの活性化の為に活動されている方々をお招きし、その取組みについてお話を伺った後、報告を踏まえて参加者全員で、現在尾道のまちが抱えている問題や、将来を見据えたまちづくりの方法等について意見交換をしてみようと企画したものです。
 今回はNPO法人原田芸術文化交流館から理事の佐藤様と清水様を、そして毎週土曜日に向島の立花海岸にて「島のマーケット」を開催されている、フルーツ夢工房の半田様をお招きしお話を伺いました。

 原田芸術文化交流館やまそらの佐藤さん・清水さんは、統合により廃校となった中学校を地域活性化の拠点とする取組みをされています。まだまだ課題があり継続し維持するのは難しいそうですが、地域の賑わいとして画廊やカフェスペース、ハンドメイド作品の販売をするスペースを利用者に貸出して有効活用されています。その取組のひとつ「がっこうまるごとマルシェ」に行った時は、ワクワクしながら校舎へ入りあちこち回ったのを覚えています。楽しかった!開館準備をする中で地域住民の方々に協力してもらいながら始めたそうです。

 フルーツ夢工房の半田さんは向島の耕作放棄地を活用して島のマーケットをオープンしました。間もなく4年になるそうで地域を元気にしてくれています。半田さんは、「向島で見かけた耕作放棄地を何とかしたい!」と笑顔で楽しそうに話される印象からは想像できないほどチャレンジ精神がある方で、「経験も実績もないからチャレンジ。じゃあまずユンボの免許を取ろう!」と話された時は、「えー!すごい!ユンボ!」と声が出ていました。 いちから更地にする中で思いや行動力が魅力となって地域の人と出会い仲間が増えていったそうです。地域活性化は人との出会い、繋がり、地元の人なしでは成し遂げられない!地域を軸に無理のないよう地域外へ、人から人へ情報発信をしていき多くの人に尾道へ足を運んでもらえたら素敵だと思います。