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2019.10.04

地域(尾道)活性化企画発表会 ~大学生の自由でクリエイティブな発想で地域活性~  

 7月25日、第17回を数える「地域(尾道)活性化企画発表会」が、約120名の観客を得て、しまなみ交流館大ホールで開催されました。
 学生の成長の場でもあるこの行事。昨年は西日本豪雨災害により中止されました。今年は尾道市立大学美術科デザインコースの3年生から選抜された10名が、自由でクリエイティブな発想で地域を活性化させる企画発表を行いました。デザイン力を生かして、それを形にし、プレゼンするというものです。
 学生時代にしか引き出せない発想から生み出される作品に、心躍ると同時に、これをどう経済活動につなげるか考えさせられます。

【企画発表タイトル】
「尾道防災 もしも手帳」
「おのタッチ-はこにわのマチ」
「夜nique」
「ONOMICHI MAWARIMICHI」
「Furoshiki hirari」
「Reファッション ~MIDNIGHT CLOSET~」
「古民家パズル」
「尾道特産いちじくパッケージ」
「尾道奇譚」
「水平線と温度」

 プレゼン終了後、総評があり、「最優秀賞 グランプリ1名」と、「優秀賞2名」が発表されました。  今年の最優秀賞グランプリは、古民家がモチーフの木製パズル(古民家パズル)を提案した岡田美空さん。3cm四方の古民家のミニチュアを組み立て、坂道を模した土台にはめ込むパズルでした。受賞者のコメントでは「みんなの支えがあったから」と涙が流れました。
 この行事の主催は、尾道市立大学地域総合センターと「実行委員会」です。この実行委員会は、オール尾道ともいえる産学官金が連携したもので、全国的にも珍しいと言われています。
 発端は、2003年に同友会尾道支部の例会で「産学連携のベンチャー支援」をテーマに取り上げ、尾道大学の稲田全示教授(当時)に講演依頼をしたことから始まります。
 20回の節目が見えてきました。実行委員会は「ここから世界に羽ばたく人材が出てくるかも」と期待を高めています。