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2019.10.04

経営キホンの「キ」シリーズ、開講中 広島エリア経営基礎講座

 今年度から本格的に始まった「経営基礎講座」は、同友会運動の要「経営指針成文化と実践」を会員の皆さんに取り組んでいただくための入門講座です。いわば社長の学校としての基本的なカリキュラムが組まれ、何のために経営をしているのかを考える「経営理念作成講座」、科学的な経営には欠かせない「決算書の読み方講座」などがあります。昨今話題になっている「働き方改革」についても同友会の「人を生かす経営(労使見解)」の観点から整理された「働く環境づくり」についても学びます。現在、広島エリアと東部エリアで同時進行中です。
 どの講座でも、グループ討論やグループワークが組まれ、課題について一緒に考えたり、ヒントを共有することができ、会員相互の実体験から密度の濃い学びと刺激があるのが特徴です。
 広島エリアでは7月に開催された「経営理念作成講座」では、参加者の理念発表の前に、最終グループ討論をしてお互いの経営理念についてチェック。「もっと、言葉を変えんと伝わらんよ」「ほんとにそれが大事と思っとるん?」などなど直前につっこみが入り、発表ではさらに磨きこまれた経営理念の発表が続きました。

 続いて8月は経営指針の4要素のひとつ「10年ビジョン」を学びました。グループごとに一社の社外重役として経営者の思いを聞きながら、その会社の10年後の姿を模造紙に描きました。
 受講者からは「話をしてみて日頃忘れていたことを思い出した」「わが社の10年ビジョン記念日になりました」「10年先を見据えて考えないといけないと思った」等の感想が寄せられました。
 9月の前後期共通の講座を含め、10月の決算書の読み方講座で前期が終了。ほぼ同じ内容で後期講座が11月より始まります。
 経営者として基本的なことが勉強したいな、という会員の方、後継者の方、一緒に勉強したい経営労働委員の皆さんがあなたの参加をお待ちしていますよ!