活動レポート
  • ホーム
  • >活動
  • >「基本のキ!経営戦略基礎講座③」東部ブロック経営労働委員会
2019.09.30

「基本のキ!経営戦略基礎講座③」東部ブロック経営労働委員会

講師:(株)PAC 代表取締役 錫木健一 氏

  2019年8月1日に東部エリア経営労働委員会主催で、⑭PAC 代表取締役 錫木健一氏(県経営労働委員長)講師による勉強会がローズコムで開催されました。
 今回のテーマは、キホンのキ!「経営戦略基礎講座」の最終回となる3回目、「事業ドメインを明確にして経営戦略を立てる」でした。
 冒頭の近藤福山支部経営労働委員長の言葉にもありましたが、今回の参加者は2回目に比べて少なくなっており、理由は恐らく宿題が出たためだと思われますが、せっかくの勉強会なのに残念な事だと思いました。

 勉強会の内容は、テーブルごとに前回の宿題のSWOT、クロスSWOTの発表とアドバイスの後に、企業プロフィール記入ワークをして、現状の確認、競合の確認、ドメインの確認、そして今後の取組課題の検討をしました。
 今回の勉強会の目的である今後の経営戦略と取組課題検討では、ランチェスター経営による弱者の戦略をもとに商品・地域・営業・顧客維持・組織・財務・全体の各戦略と、同友会の経営指針成文化と実践の資料をリンクさせてあり、とても学びの多い良い勉強会でした。
 個人ワーク→報告→アドバイス→個人ワーク→報告→アドバイスと2回も繰り返し、内容はとても濃く、経営課題の具体的な発見から経営計画を立てる上で即使える事が沢山ありました。

 ただ宿題が準備万端の方と準備不足の方がおられましたので、勉強会に臨む熱意・意気込みは同等でもワーク及び検討の内容に明らかに差が出てくることは致し方ないことだと感じました。せっかく参加するのだからもったいないことだと思いました。
 しかしながら、錫木委員長からは宿題の履行率は広島県内の経営労働委員会では福山が一番というお褒めの言葉もいただきました。ほかの支部はどうなんだろう・・・ともあれ、学ぶ者のキホンのキと思いますので、同友会の皆さん!宿題がある場合はきちんとしてから勉強会に臨みましょう!
 今回の勉強会はまさに、真剣勝負で経営を学ぶとても有意義な勉強会でした。錫木委員長、経営労働委員会の皆さん、ありがとうございました。

 最後に、今回の勉強会ででた錫木委員長からの名言をひとつ。「同友会で経営方針を立てる手法としてよく使われる言葉、TTP(徹底的にパクる)を、同じ意味合いでよりスマートな言葉、オマージュに変えましょう」というものです。言葉や文字の持つ力は大きく、パクる!よりはオマージュの方がインテリジェンスを感じることができますよ(笑)