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2019.08.30

「三位一体で会社が変わる!新社長の意気込み」福山支部J地区会7月例会

㈱赤田運輸産業 代表取締役 赤田 健 氏

 J地区の7月例会は、㈱赤田運輸産業 赤田健氏による例会でした。テーマは「三位一体で会社が変わる~新社長の意気込み」です。
 赤田氏が三位一体経営に至るまでには、前社長(父)のトップダウン経営の中、自分の正論で自分なりの経営方針を社員にぶつけてきたが、社員とぶつかり辞めていくことが3代目の苦悩であったそうです。その中で赤田氏は、ゲテモノ専門便という、大手運送業者が嫌う、長尺物の運送に目を付け、業績を上げていきました。社員とも、自分の正論を伝える事より、社員の声を聴く事へ方針を変えていきました。
 三位一体経営とは、真実・確実・充実の3つからなり、これを現実にしていく為に、数珠繋ぎ組織論(糸でつないだ数珠玉のように、多くの人や物を一つ繋ぎにしていくこと)を打ち立てました。また、ゴールデンサークル(社員一人一人の考え方の改革)も行い、三位一体経営の実現を図っておられます。

 グループ討論は、5年後どう経営しているかがテーマでした。人をどう育てるか、全国の同業者の事を知る事、ニッチ市場(隙間市場)を狙う等の話がありました。
 今回の例会で感じたことは、社員との連携を育み、会社の個性をプラスに変えていけば、5年後10年後の経営が見えてくるのではないかということです。又、私自身経営指針を作っている中で赤田氏の話を聞くことができ、これからの作成に生かしていきたいと思っております。