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2019.08.01

「これからの雇用の道」福山支部D地区会6月例会

報告者:㈱三福林 代表取締役 田川 富生 氏

 ㈱三福林 田川冨生氏による 雇用に関するお話をしていただきました。雇用をするにあたり、あらゆる機会を手に入れる創意工夫の日々の積み重ねがあったから、今日があることを知りました。

 先ず、最初の取り組みとしては、誰でもできる職場づくりをされたそうです。そこから、評価表がうまれ、一人一人の社員の成長を視覚化することで、障害者雇用の促進に繋がったそうです。また、障害者の方のフォローには人生経験の豊富な高齢者の社員さんが良い形で人間関係を構築されていったそうです。社員の方から障害者雇用に対して理解が得られてから、次に外国人雇用も加え、ベトナムより実習生を3名迎え、2020年に帰国予定だそうです。
 2017年岡山県総社市で郵政食堂売店の5月オープンに際し、12名の採用をされました。そのご縁で管理栄養士の資格を持つ新卒採用社員と出逢いがあり、新商品の開発、仕入れなどに改革が進んでいるそうです。
 2018年コレワーク(就職困難者サポート制度)によって 2018年7月より雇用したそうです。総括として、「社員全員に全て賛同を得られたわけではないが、大きなところで賛同がうまれ、変化が生まれている。今のご縁に感謝することが、三福林の発展となる」と、おしゃった時の田川さんの清々しいお顔が印象的でした。

 グループ討論では、「あなたの会社での求人活動は?」という題材で意見交換をしました。
 昨今は多種多様な求人方法があり経費のかかる求人も多い。従って、現在の雇用者の雇用継続に心掛ける、高齢者の雇用、雇用活動から人と繋がることの大切さを感じる。田川さんの情報収集から行動する勇気、人にチャンスを与える人間性に感動した。などの意見がでました。
 これからの雇用をとりまく社会情勢の問題であるニート、引きこもりなど、経営者として雇用する環境整備の重要性と時流を学ぶ良い機会を頂きました。