第四七回定時総会(県総会)を開催 ~第七次中期ビジョンが発表されました!
第47回定時総会が、5月16日、リーガロイヤルホテル広島を会場に、342名の参加で開催しました。4つの議案はすべて承認されると共に、2024年をめざす第7次中期ビジョンが発表されました。
開会あいさつで粟屋代表理事は、昨年、西日本豪雨災害で直接被災した会員が111社116名あったこと、また、間接的な影響は広島県経済に大きな打撃を与え、会員の業績にも大きな影響があったこと、求人難で採用が厳しい状況が続いていること、そのような中でも、期末会員数2665名の増勢で年度を終えることができたこと。そして、同友会で学ぶ仲間を増やし、地域に同友会型企業を増やし、地域経済の発展を図っていくためにも、今年度は一層仲間づくりに取り組み、2700名会員は必ず実現しようと締め括りました。
総会議事は、活動報告(岡崎副代表理事)、活動方針(田河内副代表理事)、決算、予算(桒田財政部長)の四つの議案が提案され、すべて承認されました。方針に対する意見として、岡田章宏氏(福山支部)より、「働き方改革が強く要請されている。中小企業においても、来年四月からは、その対象となる。いかにして、従業員満足を高めながら生産性向上に取り組むかは、各企業の急務となっている。ドイツなどの先進事例に学ぶような場を作っていってはどうか」と発言がありました。県理事会で検討し、e-doyuなどで、意見に対する回答を掲載する予定です。
その後、瀬島副代表理事より、第7次中期ビジョンが発表され、丁寧な説明がありました。この中期ビジョンは、同友会で何をどう学ぶのか、現在、自分自身はどの位置にいるのか、付録の「すごろく」もあり、自分自身の課題を明確できることが特徴です。自らを問い直すツールだけではなく、新会員オリエンテーションや入会時の説明に積極的に活用していきましょう。
続いて、3つの分科会を開催し、総会議案を深めました。中期ビジョン、中小企業を取り巻く情勢、働き方改革の3つのテーマでしたが、3つの分科会の共通点は、いずれも「人を生かす経営」を総合的に実践していこうということでした。社員の持つ能力を最大限引き出し、強い企業づくりをさらに進めていきましょう。
懇親会では、増強プロジェクトから東広島支部へ会員増強表彰が送られました。また、純増日本一の支部として、広島東支部に中同協からの感謝状が送られました。
そして、来月に迫った女全交について、村井実行委員長より、成功に向けて広島同友会をあげて取り組んでいこうと呼びかけがあり、参加者全員が成功に向けて心を一つにし、総会は閉会となりました。