「『何もしない。学ばない』で激変の時代を生き残れるか?」~福山支部K地区会
■日時:5月20日(月) ■会場:ローズコム ■講師:フクビズプロジェクトマネージャー 池内精彦 氏 ■参加者数:16名
K地区5月例会では、フクビズプロジェクトマネージャー池内精彦氏を講師にお招きし、「ブランディングは中小企業生き残り戦略の要」と題してご講演をいただきました。本題に入る前に、経営者が知っておかなければならない事としてSDGsについて触れていただきました。SDGsとは、持続可能な開発目標の事。2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2016年~2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。17の目標(貧困・飢餓・健康福祉・ジェンダー平等・教育等)があり、これからは社会課題解決型経営が中小企業の生き残り戦略には必要不可欠だと教えていただきました。SDGsの言葉は知っていましたが、この目標が経営とどう直結していくのか、自社のビジネスモデルに置き換えて考えていきたいと思いました。
さて、皆さんはブランディングと聞くとどういうイメージを持たれますか?カッコイイチラシや名刺を作成したり、外部へ発信したりとブランド作りのイメージが強いのではないでしょうか。
ブランディングとは、圧倒的なファンを創出するために自社のブランド価値の特徴化を測る事だと言われていました。中小企業が生き残るためには1万人のファンを創るより10人の圧倒的ファンを創出する事を考え事業を進めていくことがブランディングの根本にある考えであり、あらゆる業種、企業の大小は全く関係ないとの事です。多くの人に好かれる=誰からも支持されていないのと同じ。そして、マーケットやターゲットを絞り込まないと誰も振り向かない。この言葉は私の胸に突き刺さりました。どこの?誰に?自社の商品やサービスを提供したいのか。経営者に危機感はあるのか?ブランディング戦略を考える第一歩として、経営者の事業に対する想いの再確認。強み。自社のお客様は誰なのか。棚卸をする必要があると感じた例会となりました。講師を務めてくださいました池内精彦様ありがとうございました。