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2019.05.29

税制の勉強会を開催 ~軽減税率・インボイスを中心に~ 福山支部政策環境委員会

 福山支部政策環境委員会(島田正美委員長)では、毎年4月に行っている、税制改正の勉強会を16日に行いました。講師には桒田三秀税理士事務所の桒田氏を迎えました。今回はこの秋に迫った消費税増税について、特に理解がむつかしい軽減税率・インボイスの問題を中心に取り上げました。
 軽減税率の対象になるのは①飲食料品・新聞、②一体資産(例えば紅茶とカップのセット)、③外食のテイクアウト・ケータリングの出前や宅配など、です。

 帳簿や請求書では、税率が10%のものと8%のものが判るように表示する必要が出てきます。また、10%で販売するものと8%で販売するものを、仕入れ段階で区分する必要も出てきます。
 インボイスに関しては、23年度から導入されますが、発行が義務付けられない1000万円未満の事業者は取引から外される可能性が高いのが問題です。
 会場では、実際の対応などについて盛んに質疑が行われました。
 まとめでは、県政策委長の宮崎氏が「まずは基本的なことを理解した上で、税を見つめることが大事だ」と語りました。