活動レポート
  • ホーム
  • >活動
  • >ちょっとした話(3)静かなる心の充実を ~武家茶道 上田宗箇流
2019.05.29

ちょっとした話(3)静かなる心の充実を ~武家茶道 上田宗箇流

 広島同友会の会員有志が月1回、武家茶道の上田宗箇流に集い、お茶を点て、いただいています(同朋会会長 野村陽子氏 ㈱タイヨーパッケージ)。

 家元はこう話されます。「現代の私たちに日々の戦はありませんが、社会で人と向き合うことは常に緊張を強いられています。稽古に来られる多くの方々が、日々の緊張から離れ、茶の世界に入り、静かなる心の充実を得て帰って行かれます」と。
 東京オリンピックで有名になった『おもてなし』。私たちは、お茶席を体験してみることで理解を深め、その原点を知ることができます。お客をもてなすには、亭主自らが心配りを惜しまず、準備します。それを省いてしまっている現代の『おもてなし』の姿について、満足してはいけないのではと、武家茶の平常心と共に、学ばせて頂きます。    直近の例会は六月七日(金)午後六時から、上田流和風堂(広島市西区古江)で行われます。ご関心のある方は一度参加されてはいかがでしょうか。お問い合わせは、事務局で西支部会員の増田裕典氏(増田製粉㈱ 社長 TEL 082-277-5741)へどうぞ。