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2019.04.29

グッド ストーリー コンシェルジュの育つ会社をめざす

 

 県地域内連携推進委員会(委員長 山本浩矢氏)は3月8日、㈱リシュラの浜口緑氏を迎えて、「新しい仕事づくり」をテーマに学習会を行いました。㈱リシュラは、26年前に「子ども服専門の古着ショップ」として広島で創業、社員さんのほとんどが女性で、40名の内3割が子育て中や子育てを経験、パート社員で入社した浜口氏もその一人です。
 浜口氏はお話の前半で、リサイクルビジネスの限界に危機感を持ち、「変わらなければ生き残れない」と思いながら、「どう変わっていけばいいのか分からない」と悶々とする中で、古着を生かしたオリジナルの商品へと挑戦してきたことを紹介しました。
 後半のお話では、新卒者を採用するようになって未来に不安を感じるようになり、ビジョン構築が必要となり、真剣に自分と向き合ったことを紹介。できたビジョンが「お客様の思い出づくりのお手伝いをしていく」という、グッド ストーリー コンシェルジュでした。言葉や危機感だけが一人歩きしがちですが、「目的地の達成度合いを社員と共有」していきたいとし、20代から50代の社員で構成するプロジェクトメンバーには「考える、伝える、行動する」こと、そして自分には「唯一無二の世界観を持てるよう力をつけていきたい」と結ばれました。  「ビジョンを掲げる」や「社員と共有する」、「経営者として嘘偽りのない世界観を持つ」などが心に残った学習会となりました。