第49回中小企業問題全国研究集会in長崎 時代の大転換期に立ち向かう覚悟と実践「人を生かす経営」を広げ、地域再生を 全国より1324名が参加
●大転換期を乗り越える視点
広島同友会からは55名が参加しました。
開催意義は、①和華蘭(わからん)文化を継承~企業づくりの観点、②平和の上にこそ成り立つ企業経営~地域づくりの観点、③次の時代へバトンを~同友会づくりの観点、でした。
1日目は12分科会、2日目は㈱ジャパネットたかた創業者の髙田明氏の記念講演と田上富久長崎市長の平和講話から学び合いました。
分科会では、情勢認識、SDGs、人を生かす経営、事業承継、求人、外国人労働者問題、危機対応と防災、中小企業税制などの課題について、報告とグループ討論で深めました。
●熱気が高まる懇親会
1日目の夜は懇親会でした。長崎県立希望が丘高等特別支援学校和太鼓部が参加者を迎え、中村法道長崎県知事からあいさつがありました。おくんちさながらの蛇踊りに続き、同友エコの表彰式では、㈱広島精機の柳原邦典社長(広島同友会・副代表理事)が受賞企業の一社として表彰されました。
広島同友会は2019年6月に「女性経営者全国交流会」を設営します。そのPRを参加者全員で行いました。
●覚悟と実践
2日目は田上富久市長が被爆地の市長として、異なる文化や考え方と共生できる力を持ち、平和のためにできることを考え行動しよう、一人一人が主体者だと訴えました。
髙田明社長は、「夢を持ち続け日々精進」のテーマで、自らの経営体験を、mission(理念)・passion(情熱)・action(行動)と表現し、会場に伝えました。
●次は女全交!
「認めあい、高めあい、生かしあう関係づくりの実践を!」のテーマから、「未来に向けて」同友会理念の実践で、人・企業・地域をつなぎます。 全国行事でしか味わえない、出会い、体験があるかもしれません。