広商インターンシップ今年で15年目 支援委員会と夏のインターンシップを開催
広島4支部求人社員教育委員会 ~会員企業50社で生徒75名を受け入れ~
今年度で県立広島商業高校(広商)の2年生のインターンシップは15年目を迎えます。広商のインターンシップは、校長先生を始め先生方が、生徒の中小企業での就業体験に強い期待をもっておられることから支援を継続して来ました。
授業の一環として行われ、実習担当教員として全教職員が関わり、全生徒が広島市内近郊の企業で夏休みの3日間を利用し就業体験をします。316名の生徒のうち75名(男子28名、女子47名)を同友会会員企業50社で受入れました。
■事前の支援委員会を開催
広島4支部では準備段階として、就業体験が始まる2ヶ月前に会員企業で支援委員会を立ち上げています。まずは各社の実習スケジュールの確認と見直し。昨年度の良かった点、悪かった点、改善すべき点を洗い出し、委員会で校長先生並びに担当教員と参加企業で、試行錯誤を繰り返し行っています。
毎回、校長先生も交えたグループ討論で夏のインターンシップ本番に向け、生徒への対応を活発に意見交換します。
特に会員企業とそれ以外を比べると「働くことの喜びを感じることができた」「仕事をこなせる自信がついた」「社員との交流ができた「実習中に疑問点が質問できた」といった項目が高くなっています。
これも長年、支援委員会を毎年開催し、積み重ねて来た結果だと思います。
■インターンシップ本番
そして夏本番の8月6日から8日の3日を基準に各企業にて実習が行われました。
今回、6社(SANKYO、ネストロジスティクス、文華堂、二村自動車、横田印房、管興商会)に取材に訪れました。各社とも先輩社員がしっかりと指導し、手取り足取りと仕事を教えていました。
生徒の皆さんも授業の一環ではありますが、はじめての仕事を体験するので緊張の連続。黙々と作業する姿もありましたが休憩時間には社員さんと歓談し、笑顔で実習に取り組んでいました。
■11月まとめの会を開催
11月28日に同友会事務局にて実習のまとめとして第2回の振り返りの支援委員会を開催予定です。ここで今年度の振り返りと次年度への課題などを整理して行きます。広商インターンシップに参加した企業は是非とも来ていただき、校長先生ならびに各企業の取り組みについて意見交換をして頂きたいと思います。