活動レポート
2018.11.01

「協同労働」を学ぶ

 県地域内連携推進委員会(山本浩矢委員長)は10月2日、ワーカーズコープ連合会(日本労働者協同組合)の中四国事業本部長の竹森鉄氏を招き、「『協同労働』を学ぶ~地域の困ったことを仕事に」のテーマでお話を聞きました。
 協同労働とは、「働く」・「経営」・「出資(資本)」を一体とする働き方で、現在法人格の法案が国会で審議されているそうです。
 広島県内では、清掃事業をはじめ林業の委託訓練、若者の就業支援、子育てや福祉の支援など、地域の困っている小さなことを仕事に、たくさんの事業を行っています。  こうした活動を広島市が注目、協同労働による地域での起業支援(補助額100万円以内)行っており、高齢者の方々によるカフェサロンや農作物の生産、地域の困りごと支援、お好み焼きの販売など一三の事業が始まっているそうです。
 出席の会員から、「定年退職した社員さんの地域での出番づくりに活用したい」という思いや「就業困難な若者の就職支援について、今後連携をしていきたい」などの声が寄せられました。