活動レポート
2018.10.03

ちょっとした話

進んでいます!復旧復興 会員からの暖かい支援を力に~二葉印刷㈲(福山支部)

 二葉印刷㈲(社長 浅田英氏 福山支部G地区会、常務 佐藤大悟氏 同P地区)は、西日本豪雨災害で浸水による大きな被害を受けました。
 印刷工場、及び、書道関連の料紙など特殊な紙製品を多く在庫していた資材倉庫が浸水しました。
 被災直後、水が引いた工場内は、泥で汚れていましたが、㈱ケンビ 唐下社長(同G地区)が洗浄作業に駆けつけ、まず、工場の床が復旧しました。これにより、印刷機械の修理や電気関係の復旧作業へすぐに取りかかることができました。
 多種大量の資材倉庫の復旧には、在庫商品を一度移動させて倉庫内を清掃する必要がありました。一時的な移動保管先は、㈱オーザック、岡崎社長(同A地区)の計らいで鞆鉄鋼団地内の休業中の工場を確保。運搬は、G地区会長の㈱こんどう電器、近藤社長の紹介で㈱QLサービス、目黒社長(同E地区)が自らハンドルを握って運搬にあたりました。
 浅田社長談「まだまだ、困難な課題は山積していますが、会員の皆様からの暖かく力強い支援に応えられるよう、一歩一歩進んでいきたいと思います」

会員コラボ商品 「広島菜ワッフル」

 ㈱山豊(代表取締役 山本千曲氏 広島安佐支部)と㈱櫟(代表取締役 兼田貴代氏 広島中支部)の新しいコラボ商品「広島菜ワッフル」をご紹介します。  商品開発を担当された㈱山豊の草田さんによれば、「主にカタログ商品として展開しているものです。弊社は漬物がメインですが、それだけでは購買層が限られ、若い方、子どもさんにも味わって頂ける商品開発が急務でした。また、広島の名産であり、我が社の主力商品である広島菜をいろんな方に知って頂きたいという目的もありました。コラボ先となった櫟さんは、ワッフルでは広島で一番有名なお店ですし、同友会を通じて、社長同士が知り合いでもあり、開発はスムーズでした」とのこと。
 広島菜ワッフルは、生地に山豊で製造している広島菜が使用され、独特の甘さと風味が味わえるお菓子です。お中元・お歳暮商品として、同社のカタログでも人気商品となっているそうです。
 それぞれの企業商品の特徴をお互いが生かし合う、広島の新しい名産品になるかもしれません。
 お問い合わせは、同社(電話082-848-7778)まで。

九州からの感謝状 ~被災地に防犯カメラ無償貸与~ ㈱プロテック(福山支部)

 ㈱プロテック(永井健三代表取締役)に、6月27日、NPO法人福岡県防犯設備士協会から、感謝状が贈られました。昨年7月の九州北部豪雨災害において、被災地の防犯対策(避難などによる、家屋が空き家になっている状況での窃盗等への対策)として、防犯カメラ「どこでも安視ん君」を無償貸与したことに対するもの。
 永井社長は「災害が起きた後、心無い犯罪企図者による人的被害に対する抑止力として活用して頂きました。災害が起こらない事が望ましいですが、それでも起きてしまった場合は防犯対策の一助として大いに活用して頂ければ幸いです。」と話します。
 同社も今回の西日本豪雨災害では倉庫の一部冠水の被害を受けましたが、「被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げたい。弊社も、何らかの形で被災地のお役に立ててればと思います」と、すでに広島県警を通じて、15台を無償貸与しています。