活動レポート
2018.08.22

楽しく増やそう我らの仲間!

「楽しく増やそう我らの仲間」。以前、会員増強活動のスローガンとして使っていた合言葉です。苦行のような増強ではなく、取り組むことで会が活性化するような会員増強活動を進めて参りましょう。

さらなる発展をめざそう

 昨年の総会で会費の値上げをご承認いただきました。それは「厳しい状態が続いている収支を改善し、会がさらに発展していける条件をつくるため」の提案でした。ところが昨年度は退会者が多く、期首2642名から2582名へと会員数が減少しました。
 今年の総会の開会あいさつで粟屋代表理事は、「広島同友会は、今年四五周年を迎えます。中小企業家同友会全国協議会は来年、50周年を迎えます。中同協は2019年度末会員数5万名を達成することを提起しています。広島同友会は来年度末に2700名会員をめざすことを本日の議案にうたっています。同友会型の企業、すなわち社員を大切にする強靭な中小企業が増えることが地域の活性化に貢献すること。地域で同友会型の企業を一社でも多く増やすためにも、会員増強に取り組んでいきましょう」と呼びかけました。

支部・地区会+県全体で

 7月の理事会で会員増強についての意見交換があり、会員増強目標を達成すべく、理事会が先頭に立ち、会全体の大きなうねりを作っていくことを確認しました。
 このところ会員増強は、支部・地区会ごとに目標を立てて進めるという方針でやってきました。今年度の各支部の増強目標は合計すると約2700名となります。目標通りいけば、県の来年度末の目標を今期中に達成してしまうということになります。
 しかしながら、各支部・各地区会でご尽力いただいていますが、目標達成できないこともあるのが現実です。今期は、支部・地区会の取り組みを軸としつつ、県全体としても動きを作っていきます。

中長期的に対法人企業数10%をめざす

 図①をご覧ください。広島同友会は1973年に会員数70名で創立されました。会員数のピークは1993年3月の2840名です。2002年3月には2273名まで減少します。その後、若干減った年もありますが、2017年3月時点で2642名と、会員数は増えてきました。
 図②をご覧ください。これは1988年に発表された第1次中期ビジョンに掲載されたものです。この時から広島同友会は会員数3000名(法人企業数に対して概ね10%)をめざして会員増強に取り組んできました。

なぜ会員増強が必要か

 ここであらためて会員増強の意義を確認いたします。
・経営課題を抱えて一人で悩んでいる経営者に解決の可能性を提供する。
・会員間の連携の幅が広がる。
・会の活動を展開する基盤が大きくなる。
・会が社会的な期待に応えるためには、ある程度の会勢が必要。
・地域で同友会型の企業が増えることは地域の活性化につながる。
・入会を勧めることで同友会のメリットを再確認できる。

あなたの力をお貸しください

 会員のみなさまにお願いです。知り合いの経営者の方に同友会を勧め、所属の地区会、支部の役員さんか事務局に入会候補者をお知らせください。
 同友会を勧める際に、会の説明は簡単でけっこうです。ご自身が同友会に入って良かったと思った体験を語っていただくのがよいと思います。
 会員のみなさんの「同友会に入って良かった」という思いが会員増強の原動力です。