社長でない私の行く道は？～理想の会社にするためにやりたいこと～（尾道支部　5月例会）

■報告者　㈱北洋本多フーズ　常務取締役　本多 浩平 氏

　尾道支部5月例会で、株式会社北洋本多フーズ・本多浩平さんのお話を伺いました。
　北洋本多フーズさんは、お兄様が社長を務め、弟の浩平さんが常務という、兄と弟の関係性を、うまく経営に生かした会社です。
　中でも興味深かったのは、無口な兄である社長に対し、兄を誰よりも知る浩平さんが、社員さんとの関係を円滑にしていこうと、社員さんとのコミュニケーションを大切にし、自然に社長や会社をフォローできているところでした。兄弟だからこそ理解しあい発揮できる力が、北洋本多フーズさんの原動力になっているのだと感じました。

　お話を聞きながら思い出したのは、最近流行の「バディムービー」でした。「バディムービー」とは、友人同士や仕事のパートナーなど、男性二人組を主人公にした映画のことで、ピーター・フォンダ&デニス・ホッパー「イージー・ライダー」、ダスティン・ホフマン&トム・クルーズ「レインマン」、ジョン・ベル―シ&ダン・エイクロイド「ブルース・ブラザーズ」などが有名です。
　目の前の困難を共に乗り越え、兄弟だからこそ発揮できる力。ふたり揃えば、向かうところ敵なし。そんな「バディムービー」のような、共に支えあい、まさに「最強のふたり」で経営する北洋本多フーズさんが羨ましく感じた例会でした。
　本多さん、素敵なお話をありがとうございました。お兄様と奥様・千展さんに、よろしくお伝えください。