代表理事 年頭あいさつ 粟屋充博 氏 (旭調温工業株式会社 代表取締役社長)
新年明けましておめでとうございます。
皆様もすがすがしく新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
「新年の抱負を」とのことですので、同友会活動について今考えていることをお伝えします。
昨年は県全体の活動と致しましては、①経営フォーラムを600名規模で開催できたこと、②障害者問題全国交流会を成功裡に終了出来たことと併せて、③総会で会費の改定を承認頂き、会の目的に沿う活動に今後も活発に取り組んでいける財政基盤を構築できたこと、の3つの大きな成果がありました。
今年は我社も含めて現在多くの会員企業が抱えておられる共通の経営課題(①人(採用・共育)の問題、②付加価値(生産性)の向上③事業承継、等々)の解決・克服に向け、同友会で学んだことを実践し、自分自身と自社の成長・発展に繋げていきたいと思います。
併せて、「魅力ある企業作り(働き方改革)」など、各企業1社1社の自助努力で解決すべきことは努力していくとして、地域全体で考えて頂きたい問題(若い人材の県外への流出防止、昨年制定された広島県中小企業・小規模企業振興条例を活かす地域作り、等々)については、地域(行政・金融・学校・他団体)との信頼関係を更に深めながら、連携して取り組んでいければ、と思います。
同友会の存在意義と存在価値が会内・会外共に更に高まるよう、微力ながら今年も頑張っていきたいと思いますので、今年も1年、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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立石克昭 氏
(株式会社タテイシ広美社
代表取締役会長)
新年あけましておめでとうございます。
昨年より北朝鮮の問題など不安定な要素が多くありますが、今年は綺麗に晴れわたる空のように情勢が良くなることを願ってやみません。
そんな中、今年わが社は足元の顧客を大事にしながら2020年東京オリンピックに向け「情報伝達業」として飛躍できる年にしたいと考えています。
昨年は、創業40周年を機に事業承継をすることができました。本格的に新社長の元で社員が心ひとつにできるよう、私の役目として同友会で学んだ「人を生かす経営」を基本として支えて行きたいと思っています。
同友会の大きな目的は会員企業の会社がまず良くなることです。そのためには「経営の匂いのする例会・委員会」がどの支部・地区会でもさらに出来る真の同友会になるよう尽力したいと考えています。
また、昨年は会費値上げも影響して少し増強が停滞しましたが、今年は、「地域で錦をおりつづける同友会型企業」を増やす気運を会内に高め、3000名を目指すことにより、地域づくりの一躍を担う会に発展することを願い、年頭のあいさつと致します。
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勝矢珠容子 氏
(株式会社勝矢和裁
会長)
新年おめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
同友会に入って20年となりました。
今、同友会に入っていなかったら、当社はないかもしれません。創業して16年目、求人が難しくなっての入会でした。それまで社長とは名ばかりで、先生と生徒の形で仕事をしていました。共同求人に参加して、社長と社員の形になり、しばらくは混乱の時期がありました。
そこで学んだことは、仕事ができるだけでは駄目で1人の人間としての成長です。我々の仕事は職人育てなので、技術向上ばかりを重視していましたが、社会人として最低限の教育が必要と分かり、これと思った研修に参加して少しずつ意識が変わってきました。又、私自身経営者としての自覚を持てるようになったのも、経営指針セミナーでの学びです。
入会して多くを学び、そして役を受けさせていただくことによる、多くの人との出会い、数多くのことを周りの方々から教えていただきました。そして、一生おつきあい出来ると思える友人も出来、私にとって同友会との出会いは、最高のプレゼントでした。3年前に承継も終り、今は現場で若い人達と一緒に働くことが出来る、この仕事この環境に充実した毎日です。
現在、同友会で身に余る大役をいただきながら、今の私の役目は何だろうと考えることが多々あり、私が同友会で学んだことを1人でも多くの人に伝えて同友会の良さをPRする、そして仲間になってもらうことかな?と考えています。