同友会の学びから、成長し続ける2社を訪問~自分で、見て、聞いて、感じて学ぼう~ 広島西支部女性部会
11月16日(木)、私たち広島四支部女性部会の11月例会は、「バスで行く!企業訪問例会」でした。
廿日市市で、建設業を経営されている「永本建設㈱」様で、地域内連携とエネルギーシフトの学びから1日がスタートです。
永本社長のコーディネートで、地域内連携の仲間である中本造園さんを訪問。造園に必要で要でもある土づくりに地域の伐採された木の枝や、おがくずを利用されておられました。連携する仲間の紹介ができることはとても素晴らしいと実感しました。
その後、永本ブランドの木造りの家の見学をさせて頂き、オーダーメイドで、しかも地元の木材を利用した家づくりに感動を覚えました。更に移動し、永本建設㈱本社へ。こちらの本社社屋は、誰もが建設業というよりデザイン業を思わせる雰囲気で、圧巻です。永本社長のお話を聞かせて頂き、地域を大切にし、社員を大切にし、想いを伝える大切さを学びました。現在は、日本の各地から社員さん、大工さんが集まり(採用をし)、元気のよい会社です。明確な目標を持ち、経営指針を作成し実践することの大切さを示していただきました。
お昼の懇親ランチ。「おひさま」です。永本建設㈱様のお隣でパン屋さんをされています。地域のフレッシュな食材を利用して美味しいパンを提供されています。私たちが訪問させて頂いた日は、特別にランチプレートを提供して下さいました。どれもおいしい新鮮で、素材の持ち味が生かされたお料理で、見て楽しく、食べておいしく、私たちの話は弾み、良き懇親の時間となりました。
午後、安佐南区の㈱ウエストヒル様へ移動です。㈱ウエストヒル様は、熱処理工事の計画、施行・熱処理装置の設計、製造・簡易式熱処理炉の製作をされる会社です。普段、私たちがその現場を見ることはありません。それだけに、新鮮です。
到着してすぐに、工場見学をさせて頂きました。工場内は、「S」たる「S」が徹底されています。安全に対する意識も高いものでした。今年完成された新社屋に通していただき西岡社長のお話を聞かせて頂きました。経営指針を作り続け、特化した本業を発展させ、社員教育を丁寧にされています。いつも目標を持ち、「まずやってみる」「ダメだったらやめる」「良かったら伸ばす」の試行錯誤の姿勢と、あくなき挑戦の姿勢が印象的で、私たちが学ぶべき姿でした。事業承継も経験され、今後も私たちにアドバイスを頂きたい社長様のお一人です。
その後、奥様である西岡課長に女性の活躍と働き方、留守を守る女性陣の工夫や、役割についてお話を聞かせて頂きました。参加会員の一番多かった感想が、サポート役としての立ち回りや、考え方、支える力の能力の高さが素晴らしいというものでした。私たち女性部の会員は、経営者夫人、経営幹部も多く在籍しています。それだけに、参考になる取組みがありました。支える役とは、ただ傍にいるだけではいけません。自分の役割を明確にし、やはり目標を持ち、活躍していかなくてはなりません。本当に良い刺激を頂きました。
訪問させて頂きました、永本建設㈱様、㈱ウエストヒル様、おひさま様には、お忙しい中、大変貴重なお話をお聞かせ下さり、ありがとうございました。参加者一同、心より御礼申し上げます。