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2017.12.04

「財務計画初級編①財務の構造はどうなっているか」福山支部経営労働委員会

 「経営計画を立てて真っ赤?!~こんな方法があったんだ!!」財務計画初級編が、桒田講師により行われました。今回は人数制限が出るほどの大盛況で、事務局がいっぱいになり熱気にあふれる中、桒田講師の最初のつかみを取る話から始まりました。初級編とはいいながら、①会計処理(複式簿記)の原理から、「すべての取引は、資産・負債・収益・費用に分類される。その中に借方・貸方があり…」と説明があり、その後、設問が10問出て、項目が資産・負債・収益・費用のどれで、貸方・借方のどちらに入るかという内容の問題でした。
 ②決算書のしくみの話で、貸借対照表・損益計算書の話に入り、自社の決算書か他社の決算書(製造業用・小売業用)を見ながら、資産の部・負債の部・費用・収益・貸方・借方と、どの項目がどこに入るかというような細かい説明がありました。
 ③利益の仕組みで、収益構造には変動費・固定費があり、利益の出るパターン・損失の出るパターンの説明があり、次に損益分岐点について事例を使って詳しく説明があった後、実際に練習問題を3問くらいやり、答え合わせをして理解を深めました。
 ④利益の立て方で、まず目標粗利を設定して、必要固定費を出した後、損益分岐点を計算してから売り上げを設定する。最初に売り上げを出すのではありませんよと、初級編にしては盛りだくさんの内容だったと思いました。
 質問も桒田講師から、参加メンバーに聞いていくと、それぞれがいろいろな疑問を持っていて、多くの質問が出ました。もう一度損益分岐点の計算の仕方や決算書の見方についてを説明してくださいなど、参加メンバーも意欲的に取り組んでいる姿が多く見られました。
 これから、2・3・4回と財務計画初級編が、続いていきますので、多くのメンバーで一緒に勉強をして、最後に素晴らしい経営計画書ができればいいと思いました。