2017.11.02
初めての経営計画発表会! 福山支部S地区会
福山支部
活動レポート
経営改善勉強会
S地区9月例会は府中商工会議所にてM’s works 道下克巳氏と高橋工芸㈱ 高橋和希氏による経営計画の発表を行いました。道下氏は創業以来がむしゃらに仕事をこなしてきましたが、一旦自社を見つめ直し、初めて自社のビジョン(経営理念、経営計画、経営方針)を密に考え作成しました。その発表の中で印象に残ったのが、「対話を通して会社も大きくする」ということでした。自分の考えだけではなく、社員と共に会社を成長させ社員の家族までも幸せにするんだという気持ちがつまった内容だったと思います。
続いて高橋和希専務取締役の発表ですが、昨年9月に第1回経営指針発表会を行いましたが、自分の熱意を社員に精一杯伝えるのに必死だったようです。あれから1年財務の事を一から学び直し、今まで気付けなかった事(社内でお金がかかりすぎているとこ)や、やってこなかった事(顧客管理、営業戦略)がどんどんわかってきた時、自分が会社を良くしていかないといけないという信念が現社長以上に感じ取れました。
発表後は経営者みなさまから、厳しい指摘をいただいたので自社に持ち帰ってさらに改良された経営指針ができたと2人とも喜んでいました。J地区から参加いただいた㈱ラックスの山田哲矢氏の締めの言葉がみなさんの心に響きました。「『社長』には誰にでもなれるが『経営者』は学ばないとなれない。そして経営者にはゴールがない。常に会社をより良くしていくことを考える人物が経営者なのだ」と。発表者だけでなく、参加者みんなが改めて経営指針の大切さを学んだ良い例会になりました。