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2017.10.31

尾道パパイヤから教わったこと~ フルーツみたいに甘くはいかない ~尾道支部9月例会

【概要】
 今回は(株)みつぎ交流館 内海洋平さんの体験報告でした。内海さんは大学卒業後広告代理店勤務を経て、2年前に地元御調町へ帰郷。お父様が立ち上げられたパパイヤの栽培事業を引き継がれ、厳しい環境の中懸命に事業の拡大・発展を続けてこられています。
 自己紹介・自社と御調町の紹介に始まり、帰郷して事業を引き継ぐ決心をしたきっかけ、これまで経験された葛藤や苦労の数々、「尾道パパイヤ」の魅力とパパイヤや故郷に対する想い、今後の展望や夢等を熱く語って下さいました。
 後半は、「自社の魅力をちゃんと理解し、発信できていますか?」というテーマでグループ討論を行いました。各テーブルごとに活発な討論が行われ、大いに盛り上がりました。今回の参加者は新入会員や近年入会者、オブーバーの方々の割合が高く、グループ毎の発表も各々の個性的な考えが前面に出たフレッシュなものが多かった様に思います。

【感想】
 今回の発表をお聴きする前に、私は「パパイヤ」というあまり身近に無い野菜に興味を惹かれていました。しかし、内海さんの発表を聴く中で、新たな事業を始める大変さ、自社の魅力を発信する難しさ等、発表を聴いている内に、どんどん内海さんの話に引き込まれていました。
 改めて自社の魅力とは?発信方法とは?と問われると、考えてしまう自分がいます。グループ討論では、魅力は社員やお客が見つけるもの、周りの人が良いと言ってくれることが魅力である。という意見もあり、人と人との繋がりの大切さを改めて確認することもできました。
 私は販売を仕事としている業種ではありませんが、何かを始める大変さ、魅力を発信する方法等、色々な業種に共通する大切さを学ぶことができました。これからも、人と人との繋がりを大切にし、自分たちの魅力を発信し続けることができるように努力していきたいと思います。
 内海さん、お忙しい中、発表ありがとうございました。