新規顧客と収益を生み出すIT活用術 呉支部オープン例会
中小企業こそIT活用で突破口を開け!
厳しい経営環境の下で中小企業が活力を高め、市場を広げていくためには、ITの積極的な利用が欠かせません。支部例会当日はテーマを基に、①儲かる会社は何が違うのか、②「呉」に必要な新規顧客と収益を生み出す方法についてご講演いただきました。
講演では「地域の魅力を世界に発信する」について、広島県は世界的にも有名だということ。本県を訪れる外国人は増えていること。訪日外国人が日本に来る前に役立った情報の1位は個人のブログだということ。かりに地域の経営者や経済団体が地元の魅力を1日1回ブログで発信するとどうなるでしょう、ということが話されました。
IT活用について、社会のトレンド、ニーズを踏まえつつ、具体的な活用事例を示されました。すぐに自社に活用できることばかりで、やる気になった方が多かったのではないでしょうか。
新規獲得の武器に
「儲ける中小企業は何が違うのか」という項目に対しては稼ぐ中小企業は設備投資やIT投資等に積極的で一人あたりの賃金が高い傾向で、すなわち省力化と時間を武器にしているそうです。
そしてはインターネット検索により、ビッグデータ活用によるトレンド調査、ニーズ調査、競合先調査など、かなりの項目に渡り検索が可能で顧客の需要を知ることが出来ることに一番驚き、このスキルは即仕事に活用しようと思いました。
「呉」に必要な新規顧客と収益を生み出す方法はインバウンド消費の獲得するためにホームページを多言語化に変換したり(クリック1つで可能)、グーグルマップで自店を表示されるように設定したり、日々のブログでの情報アップなどはかなり有効だそうです。
SNSを閲覧していると美味しいのもを食べたとか、仲間内だけのコミュニケーションを良く見受けるが、フェイスブックやインスタグラムなどのSNS活用は使い方によっては企業にとって新規獲得の武器になるという言葉は心に刺さりました。以前から楽しみにしていた例会ですが、竹内氏の滑舌とテンポが良い講演は内容がギュッと詰まった素晴らしい例会でした。