新入社員フォロー研修「成長した!」呉支部社員教育委員会
4月の新入社員研修から3ヵ月。仕事にも少しなれる時期です。この行事の目的は、①今の率直な思いを出し合い、励まし合う。②そして、新入社員研修で学んだことを振り返り、初心に帰る。③社員どうしのネットワークづくりです。
参加者は、春の新入社員研修に参加した12社18名の社員さんと、経営陣・スタッフ18名でした。参加した社員さん達ですが、最初は緊張が見えました。
スケジュールは、①新入社員の経験交流、②働く姿勢、③仕事の目標を立てよう!でした。研修終了後の懇親会では、クイズと社長に一言の企画で盛り上がりました。
「新入」の肩書がとれる時期
開会あいさつでは、実行委員長の住岡氏(呉社員教育委員長、㈲寿木工 社長)が「皆さんの顔つきが変わったことに驚いています。『社員』としての仕事ぶりが目に浮かびます。一方で、慣れが仕事を作業にしていませんか?皆さんは何の為に働きますか?誰の為に仕事をしますか?」となげかけました。
励まし合い共に成長
研修では、「新入社員の経験報告」から始りました。失敗談・嬉しかったことなどが、㈱ヒロテツの山本さんと、㈱オオサワ創研の槇野さんから語られました。お客様とのコミュニケーション不足や、社内の共通言語の理解不足などでの失敗が語られました。グループ討論は、同じような失敗を皆がしており、励みになったようでした。この項目のまとめは、呉管工業㈲の木庭氏が「怒られているうちが花です。失敗を糧に成長しよう」としました。
続いて「働く姿勢」は、講師の㈲パシオンの西藤氏が、マナーを中心にした講義と実技で研修を行いました。「身(しん)口(く)意(い)で良いご縁をつなごう」「学んだ事を習慣にしよう」とまとめました。
最後は、「仕事の目標を立てよう!〈夢を実現する行動計画〉」。講師は㈱中組の小川氏で、1年以内の目標と達成プロセスを考えました。「未来は変えることができる」という視点で各自ワークを行いました。スタッフが、自身の経験や意識を総動員してサポートしました。
研修のまとめは、㈱呉匠の角氏(県求人社員教育副委員長)が「人は、仕事・読書・人との関わりを通して磨かれ成長する」としました。
懇親会では、司会の富田肥料㈱の富田氏が、軽快な進行で、社員と経営者のコミュニケーションギャップを埋めました。会場に笑い声が響きました。社員同士、励まし合える人間関係が続くことを期待します。