「会社変えたきゃ、社長が変われ」~きっかけは足りない自分に気づいてから~東広島支部7月オープン例会
7月オープン例会が、平成29年7月24日(月)にくららで行われました。堀内社長は現在42歳とまだお若いですが、20代から同友会に関わられ、経営労働委員会・総務組織・支部青年部の発足・広島県青年部会連絡協議会会長と色々と同友会に関わられてきておられます。現在は支部経営労働委員長をされています。
今回の報告は、同友会との関わりから自分の意識がどのように変わり、会社がどのように変わってきたか、また、なぜ変わっていかないといけないかを学ぶ例会だったと思います。堀内社長の入社のきっかけから社長を引き継いでからの葛藤・苦労・会社が変わった時の達成感などを報告していただきました。
堀内社長は平成11年に堀内造園に入社され、ものづくりが好きなことから何の抵抗もなく仕事に没頭していきます。当時は主に公共事業・ハウスメーカーの仕事が主体だったそうです。公共事業の減少、ハウスメーカーの薄利、リーマンショックなど外部要因の悪化などから徐々に会社経営も厳しくなっていき、会社自体の雰囲気も悪くなり、ベテラン社員の離職、社長の大病・入院と時期も重なり、会社は悪くなる一方だったそうです。会社を変えたくても変わらない、悶々とした日々が続いたそうです。その当時、同友会で支部青年部の発足に関わり、青年部の協議会の会議に足を運ぶようになっていかれます。会議の手際よさ、担当者の適切な役割分担・参加する経営者の意識の高さに驚かれたそうです。
その後、自分が変わらないと会社も変わらないとと、2年後広島県青年部連絡協議会会長の役を引き受けたそうです。実際に役を引き受け、リーダーとしての資質・会の運営について色々苦労・葛藤されます。先輩の方々の叱咤激励の末、どこかかっこうをつけている自分に気づいたそうです。自分の思い・考えを率直に飾らず伝える、そうして徐々に会もまとまっていったそうです。会社も同じように変わっていったそうです。社内の雰囲気も良くなり、従業員も育ち、各々が責任を持つことから、仕事の受注についても、社内で話し合いを持ち、質の悪い仕事は断り、本当にやりたいことを誇りを持ってやっていくことから、今では受注形態も変わり、民間の直接受注の仕事が主体となり、徐々に利益も上がっているそうです。