ちょっとした話
現場の声を活かしたアイディア商品を全国に発信 ㈲広島金具製作所(福山支部)
クルピタ君
建築金具を製造する㈲広島金具製作所(水ノ上貴史 代表取締役)は、同社オリジナル商品のリノベーション用パイプ支持金具「ペタン君+くるくる君改」と「くるピタ君」のDMを全国に発信、成果が出てきています。
バブル期前後に建築されたビルやマンションなどが、改修時期にかかっています。特に外壁に沿わせて配管されているパイプなどは、風雨にさらされて支持金具部分がさびていて交換を求められることも多くあり、需要の後押しをしています。
商品の特長は、狭い場所でも取り付けやすい、アンカー部分が折れて埋没していても固定できるなど、既存の排水設備を撤去させずに活かすことができるほか、作業時間の大幅削減ができるように工夫されている事(特許取得済み)。これらの工夫は、現場の声をくみ上げ、実用化したものです。このたび、さまざまな形状の軒先曲げラジアルに対応可能で30秒で取り付けられる吊金具「吊ピタ君R」も開発しました。
吊ピタ君施行例
「これまで取引のなかった地域からも問い合わせが来ており、今後が楽しみです」と水ノ上社長は語っています。詳細は同社HPをご覧ください。http://www.hirokane-m.co.jp/
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返済不要の奨学金制度 ~今年も2名に ㈱タカハシ(福山支部・尾道支部)
不動産賃貸業の㈱タカハシ(高橋克直常務取締役・福山支部、高橋建太取締役・尾道支部)は、「タカハシグループ奨学金制度」を利用する学生に、去る5月8日、同社本部ビルで奨学金の授与式を行いました。
同社は、社会貢献の一環として、大学新入生が充実した学生生活を送れるよう、2014年にこの奨学金制度を創設しました。年間12万円で、返済不要です。高橋大蔵社長は、「奨学金の多くは返済が必要です。私自身も高校・大学と奨学金制度を利用しましたが、返済に苦労した経験があります。大した金額ではありませんが、有効に使って頂ければ嬉しい」と語っています。
尾道市、福山市、三原市の大学を受験、合格した人が対象で、毎年11月から3月までの期間に「就学が困難な理由」「大学生活と将来像」をテーマとした原稿用紙1枚程度の作文等を募り、審査を行っています。今年度は2名の方に授与しました。
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同友会有志で3年連続参加 はつかいち縦断みやじま国際パワートライアスロン大会
3人でゴールテープを切る
去る6月24日(日)、廿日市にて「はつかいち縦断みやじまパワートライアスロン」が開催されました。この大会に広島西支部の石原工芸㈱ 石原弘善氏、リベル安塚綾子氏、同友会事務局の児玉の3名でリレーの部でチームで出場しました。今年度で三年連続の参加となります。
この大会は厳島神社の鳥居の横から瀬戸内海横断2.5㎞、その後、魅惑の里までバイク55㎞、そして、もみの木森林公園経由ウッドワン美術館までのラン20㎞の合計77.5キロの全国の大会でも珍しいワンウェイコースです。
チーム名は「笑ってGO!GO!」。担当はスイム石原氏、バイク児玉、ラン安塚氏です。出場のきっかけは「大人の運動会だから誰でも参加できるよ」と例会後の懇親会での一言。それから初心者が3ヶ月の練習を経て出場。初回でも何とか完走できました。2年目は余裕かと思いましたが、怪我や体調不良で苦戦し、タイムアウトになりました。その悔しさをバネに今年度は体調を万全に整え、参加し、無事完走することができました。
来年は7月1日(日)開催予定です。来年までトレーニングに挑み、タイムを縮めようと誓いました。また、来年は全日本トライアスロン皆生大会(スイム3㎞、バイク140㎞、ラン42.195㎞)に挑戦することを打上会で確認しました。