活動レポート
2017.06.27

「会員企業訪問例会」広島西支部青年部

【生き残りレース他社と同じじゃカーテンぞ!】

 5月24日に廿日市市の(有)カーテン工房を訪問し、横山支店長にお話を聞きました。
 会社の事業の一つは、従来の業であるオーダーカーテンのコーディネート!製造から販売・施工までをすべて自社で手掛けています。
 もう一つの事業は、ガラスフィルム・テント・クロス等内装関係全般です。
 
 初めにオーダーカーテンの製造現場の見学!作業工程は複数あり、機械設備も整っています。が、全ての作業において熟練スタッフの技術に頼る繊細な作業が欠かせないので人手が必要です。やはりスタッフなしでは成り立たたないとのこと。

◆カーテン工房の強み◆
 
 受注・製造から納品まで自社ですべてを手掛け、間に縫製業者などが入らいないので、商品を安く・早く提供することが可能。とともに、異なるメーカー同士の生地のかけ合わせなど、よりお客様のニーズに沿うことができる。
 さらに、機動力の特徴としては横山氏が取り組んだ「社内でのコミュニケーションの強化」がスタッフ同士の絆を生み、採寸当日の見積もり提出や、現場での内容変更などにも瞬時に工場での対応が可能となり、お客様への安心感と満足感を獲得。

◆これまでの挑戦◆

 これまでに横山氏は様々なアイデアを考え実践。
 キャンペーンを企画、それに伴うポップ作成・他ショールーム内へのチャイルドコーナーやタイルカーペットコーナーの配置・店内商品配置や、接客業務の提案や指示など、、、
 ポップ作成一つを取り上げても、何度も試案を作成し常にPDCAサイクル(①計画を立てる②実行する③評価する④改善する)を自身に掲げ、「やってみてどうだったか」「何か足りないものはないのか」「次はこうしてみよう!!」と、お客様の声やスタッフの声をその都度真摯に受け止め、幾度なく挑戦し続けている。

◆これからのカーテン工房◆

 近年、オーダ―カーテンを購入できる場所が増え、ホームセンターや量販店、ネット通販などが顔を並べている。そんな中、会社として、個人として今何ができるのか何をすべきか何を求められているのか・・・
 横山氏は自社スタッフに声をかけ、女性スタッフの様々な声を聴くよう心がけている。
 この声の中から、物事を幅広くまたは違う角度からとらえることが出来、様々な案が出て、それを実践することでお客様へのサービスにつながる。
 常日頃より、お客様から頂いた「ありがとう」の言葉をスタッフに伝えることで、それぞれが「お客様が気に入ったカーテンを作れてよかった」「喜んで頂けて良かった」と自身の仕事に誇りを持ち、さらにお客様の喜ばれた顔を想像できることが、次のサービスにつながる。多くのことがつながり、繋がるとなったとき、もっとたくさんの「ありがとう」が頂けると。

 横山氏は・・・
 今の会社があるのは全スタッフさんのおかげ。
 貴重なスタッフさんがいるから会社が存続できている。
 これからももっとスタッフ全員とコミュニケーションが図れるよう取り組みたい。
 スタッフさんに恩返しができるよう、会社をもっと盛り上げたい!!

 そんな横山支店長は今日もカーテン工房にいる・・・