ちょっとした話
戦争の惨禍を繰り返さないために
1937年の盧溝橋事件を契機に始まった日中戦争。川口護さん(㈱デイ・リンク 会長)が住む広島市の吉島町からも1人の若者が軍隊に入り、ラッパ手となって戦火の先頭にたちますが、頭部貫通銃創などを受け、22才で戦死します。地元の小学校では盛大な町葬が営まれたそうです。写真の碑は、その兄が弟の死を悼んで建立しました。
それから80年。碑が立っていた土地に新しい建物が建つことになり、碑のいきどころがなくなりました。それを聞いた川口さんは自社の駐車場の一角に移設を決意します。「日中戦争で、地元出身の初めて戦死された方。小さいころは良く話を聞かせてもらった。戦争ではたくさんの命が失われたが、亡くなられた方々の無念を胸に刻み、後世にも伝えたい」。
碑のそばには「とこしえの平和と 戦争の惨禍を 繰り返さぬよう 祈念して ここに碑を移す。平成29年4月」とあります。
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厚生労働大臣賞 受賞 ㈲椿庵博美屋(呉支部)
和菓子の製造・販売の㈲椿庵博美屋(代表取締役 片井康裕氏)が、4月21日~5月14日にわたり開催された第27回全国菓子大博覧会(三重県伊勢市)にて、「白椿まんじゅう」が、厚生労働大臣賞を受賞しました。
会場では、全国よりお菓子が集められ展示・即売され、また菓匠により作られた工芸菓子が披露されます。優秀な作品には皇族による総裁賞、内閣総理大臣賞、農林水産大臣賞などが授与されますが、全国菓子大博覧会での受賞は菓子業界の中でも最高の栄誉とされています。
片井氏は「お菓子づくりは、毎回真剣勝負です。仕入先含めて、信頼・信用を大事にしてきたことも、今回の賞につながったのだと思います。技に磨きをかけながら、今後も精進していきます」と語っています。
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カープとコラボのミニハーモニカ ㈱NGK製作所 中﨑めぐみ 氏(福山支部)
福祉用音楽レクリエーション用品店の㈱NGK製作所は、広島東洋カープとコラボしたキーホルダー付ミニハーモニカの販売を開始しました。
4センチほどの小さなハーモニカですが、1オクターブ以上の綺麗な音が出る本格派。「それいけカープ」などのカープ応援歌を演奏することができ、キーホルダー付なので鍵やバッグなどに取り付け可能、いつでもどこでも手軽に楽しめます。吹き方についての説明や応援歌の楽譜も付属しています。
氏は「ハーモニカは特にご年配の方には馴染みのある楽器。カープグッズを通して少しでも気軽に楽器へ触れて頂く機会を作りたい」と語っています。取扱を希望する小売店も募集中。販売価格は税抜1,500円です。
http://www.ngkworks.jp/
福山市加茂町上加茂588-1
TEL:084-971-7400
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