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2017.06.23

恒例のバスツアー&懇談会を開催「若者の人生を共に支援しよう」呉支部求人委員会

 呉支部は1990年から共同求人活動を始めました。単に人を採るためだけでなく、先生方と手をとり合って、共に地域の若い人を支援する活動になっています。
 この行事は、求人難の時代に「なんとか新卒を採用したい!」という会員の熱い思いでスタートしました。最初のうちは「うちの生徒は中小企業には行かん」といわれていたそうです。それでも愚直に続けてきました。
 今年は5月23日に開催され、参加者は述べ、先生方が39名(見学24名。懇談会29名)。経営者が32名でした。

3コースに分かれて会員企業を見学

 企業見学は9時半から。訪問先は、
Aコース:呉高等技術専門校、広機工㈱、㈱芝岡産業、㈱呉鉄工所、呉阪急ホテル、㈲日本プラント設計。 Bコース:呉伸工業㈱、ドゥクラフト土肥家具(㈱土肥) 、呉阪急ホテル、三和運輸㈱、ニッキフッコー      ㈱、呉精器工業㈱。
Cコース:三工電機㈱、㈱サンヨー、呉金属熱錬工業㈱、㈲寿木工、㈱テイケンでした。
 今年は呉高等技術専門校からお願いがあり同校を見学コースに入れたこは特徴的でした。
 ここで企業見学された先生方に行ったアンケートへの回答をご紹介します。
・各社ともこれまでの実績を継承されながら新たな分野に挑戦され、発展していることを学びました。教育の 世界でも変革が必要だと強く感じました。
・この経験を生徒に伝えていきたいと思います。
・本やパソコンで調べるより実際に各企業に行って説明を聞いたり、仕事をされている人を直接見る方がよく 分かると思います。

 

会社はステージ

 懇談会は16時からクレイトンベイホテルで開催されました。
 今回は、「会社はステージ~誰もが働きやすい職場づくりの実践」のテーマで、㈱オーザック専務取締役の岡崎 瑞穂氏(県求人社員教育副委員長、福山支部)が問題提起しました。
ポイントは、①経営理念・経営計画の策定、②共に育つ「毎日が社員共育」「社員の声を聴く」「自主的な委員会活動、クラブ活動」「苦しい10年間を乗り越えて」「社員を幸せにしたい」「社員にコスト意識・提案力・発想力が芽生える」「休日を増やすことはデメリット?」「社員の潜在能力をいかに引き出すか」、③経営者の責任、でした。

 
同友会は共同求人活動の一環で、広島・福山・呉の3会場で合同企業説明会を開催しています。㈱オーザックでは、ブースにこられた学生さんに「うちに来たら幸せになれるよ」と話しているそうです。「社員を自分の家族のように思えるか」。すると本気で関わることができるという話も印象的でした。

幸せになれる!?

 
その後、「学ぶ・生きる・働く~若者の人生を共に支援しよう~」をテーマに先生方と経営者でグループ討論をしました。
 グループ討論発表は先生方積極的にされていました。
 ここで懇談会に参加された方の感想をご紹介します。
・㈱オーザックを参考にして社内改革をしなければならないと痛感した。
・社員の方が自主性を持つ事により、会社が良くなった。これから私たち教員も生徒に自主性を持たせる教育 を行っていきたい。
・「家族的な愛」を持って生徒と接しないといけないと感じました。
・生徒と教員(学校)および社員と経営者(会社)の距離感とつながりを考えることが重要だと感じた。

 懇談会のまとめは住岡呉支部求人社員教育委員長(㈲寿木工 社長)が「『うちに来たら幸せになれる』と自信を持って言える企業になろう」としました。