ちょっとした話
ひろしまS‐1サミット2016で最優秀賞を受賞
(特非)地域ネット くれんど 大本 紀子 氏(呉支部)
「濃厚なチョコテリーヌです」と大本氏。
商品名は「瀬戸内チョコテリーヌ」。「ひろしまS‐1サミット2016」のスイーツ部門で最優秀賞に輝きました。
「チョコテリーヌは、作業が簡単なんです。くれんどには一一の事業所があります。その中の一部門で就労支援をしています。食べることに興味があって、決まった作業が得意な方が作っています」。
レシピは大本氏作。実は「第三代レシピの女王」です。
「くれんどは障害のある人が地域でいきいきと暮らせることをめざしています。レシピの女王という経歴は、食を通じた情報発信・連携に役立っています」。
「私の家族にも障害者がいます。地域で生きる上で苦い思い出があります。利用者さんは自分が得意でないことは人に力をかりる!と言います。素敵な生き方だと納得したことがあります。生き方がにじみ出る素敵な五〇代になりたい」と笑顔で大本氏。
会話のおともにお一つどうぞ。
【店舗紹介】BROTO
▼所在地:呉市安浦町中央五丁目一二-二五▼電話:〇八二三-八四-三八六八▼営業時間:一〇時~一六時(土日祝は定休日)
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学生の意識を中小企業に向けるきっかけに
二月二七日、福山大学にて福山・尾道・三原の企業と学生による交流会が開催されました。午前中は模擬面接、午後は県求人社員教育委員長の川中英章氏による講演の後、大学生と経営者によるグループ討論が行われました。
午前中の模擬面接では、学生四人に対して経営者二人が面接官となり、用意された履歴書を元に集団面接を行いました。学生は初めての模擬面接ということで、言葉に詰まる場面も。経営者も学生の本音に触れられたと好評でした。
午後からは「中小企業で働くこと」というテーマで川中氏にお話しいただき、経営者と大学生が同じテーブルで意見を交わしました。
学生からは、「今まで持っていた中小企業のイメージと実際は違った」「企業選びの際の企業の見方が変わった」などの感想が寄せられました。
経営者からは「中小企業の良さややりがいを知ってもらえた」「学生の仕事観が少しわかった」などの感想があり、学生は職業観の形成の手助けに、経営者は学生の仕事観に触れると同時に中小企業へ意識を向けてもらえるという就活解禁直前の企画として双方に価値のあるものとなりました。
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新事務局員の紹介
平成二十九年度より、広島県中小企業家同友会の事務局に入局することになりました。長谷部泰史と申します。
先日、同友会主催の合同新入社員研修に参加しました。その研修のカリキュラムのひとつに、未来の自分について考えようというものがあり、将来どうなりたいのかを考え、そのあとに集団討論をしました。「お客様に感謝してもらえるような営業になりたい」や「周りの人に頼ってもらえるようになりたい」など皆それぞれに目標を掲げています。
さて、その目標を実現するために自分に必要なことは何か?それは知識や経験といった、仕事をするうえで必要不可欠で、でも時間をかけなくては得られないものでした。これはつまり、私含め新入社員はすぐ会社の役に立つことはできないということを意味しています。だからこそ、入局してすぐは力を蓄える時間である。今私にできることは、できるだけ早く同友会運動に貢献できるように多くを学ぶことで知識を蓄え、進んで経験を積むことなのでしょう。
とはいえ、四月から初めて社会人として働くわけですから、仕事のこと以外にも至らぬ点は数多くあると思います。ですから、まずは新しい環境に慣れていくことから始めていきたいと思います。
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