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2017.03.31

第四七回中小企業問題全国研究集会in鹿児島 「経営維新は薩摩からでごわす!」 広島より六五名、全国より会員一一八九名が参加  

●中小企業が抱える経営課題を深め、戦略を立てる
 去る2月16日・17日。鹿児島にて『経営維新は薩摩からでごわす!一緒き語いもんそ!』をスローガンに、第四七回中小企業問題全国研究集会が開催されました。
 全国で1189名、広島同友会より65名の参加でした。

 1日目は、中小企業が抱える課題をテーマに、見学分科会を2つ含む13分科会でスタートしました。
 私が参加した第8分科会では、高齢化社会への対応「人間らしく生きる~持続可能な社会のために中小企業は何ができるか」がテーマでした。
 その他の分科会では、「中小企業を取り巻く情勢」「経営環境改善」「付加価値を高める」「海外も視野に新市場創造」「人を生かす経営の実践」「求人難への対応」「経営者保証」といった課題が取り上げられていました。

●全国の仲間と出会い、確認する場

 1日目の夜は懇親会でした。
 三反園鹿児島県知事のご挨拶の後は焼酎の水割りで乾杯。伝統神楽、物産展の紹介、全国行事のPRが行われました。
 県を越えて会員の皆さんが、相互に名刺交換をされるなど親交を深めました。
 また、鹿児島同友会では、全国研究集会を期に会勢を200名増やし、500名を越える会員数になったことが報告されました。

●伝統と革新はセット

 2日目は記念講演。「伝統を守り革新し続けるローリング型経営~激減する大島紬業界から世界への果敢な挑戦~」をテーマに、鹿児島同友会の窪田織物㈱代表取締役、窪田茂氏が報告されました。
 大島紬は1300年前からある伝統産業。しかし市場の収縮等により生産高がビーク時の3%に落ち込む苦境に立たされます。97年に夫婦二人三脚で事業立ち上げ、「同業者と競争しない戦略」「絶え間ない変化、ローリング経営」「朝礼・日報で社員力の結集」「ブランド化、洋服事業に進出」「分社独立に向けた社長育成」と業界をリードする会社へと成長を果たされました。
 まさに、経営維新は薩摩からというテーマに相応しい記念講演でした。

 
●全国行事に参加しましょう
 中同協が開催する全国行事の主なものは左記の通りです。年に一度は参加されませんか。
・全国総会(愛知) 7月6日~7日
・青年経営者全国交流会(茨城)9月14日~15五日
・障害者問題全国交流会(福山市)10月19日~20日
・中小企業問題全国研究集会(兵庫)2月8日~9日