2017.02.27
「インテリアコーディネーターとして生きる道を決めた木村氏の生きざま」広島中支部中②地区会1月例会
広島中支部
活動レポート
中②地区会の1月例会は、一昨年に入会された女性経営者㈱フリーク 木村由実氏により、「インテリアコーディネーターとして生きる道を決めた木村氏の生きざま」と題して、体験報告頂きました。
大学でヴァイオリンを専攻していた木村氏はそのまま音楽の道を歩もうと決めていました。そんな時に起こってしまった9.11事件。それは父の会社での集団社員退社事件でした。そんな、アメリカでの同時多発テロと同じ日に起きてしまった事件を皮切りに、父の会社に不足していたインテリアコーディネーターへの道に進むこととなりました。ただし、事件はそれだけで終わらず…。立て続けに会社に降り掛かった事件を生々しく、赤裸々に報告頂きました。
現在の会社を興したきっかけは、父上が経営していた会社に起きた3つの事件。そんな、木村氏の人生を変えてしまった事件の話に始まり、自身が当時の体験から学んだことを会員に向け伝えて頂きました。報告の中でもポイントとなったのは人の問題。社員・会社組織・家族という焦点で過去の体験から何を学び、今後どのように経営に活かしていくのか、そういった報告が印象に残った例会でした。
報告者の木村氏は今回の体験報告をきっかけに家族と話す機会を設けることもでき、今後の経営のヒントを得ることができたという発表もありました。また、グループ討論では「家族経営のメリット・デメリット」と題し、会社役員に親族がいる会社での良い点・悪い点を討論し、参加者全員が意見を出し合えて何かしら自社に持って返れることができたのではないかと思います。他地区会からのオブザーバーも参加され、実りある例会になりました。