2017.01.25
「中小企業振興基本条例について」尾道支部政策環境委員会
尾道支部
政策委員会
活動レポート
経営改善勉強会
■講師:広島県中小企業家同友会 事務局長 竹河内博之氏
中小企業振興基本条例の勉強会に参加しました。講師はいつも尾道でお世話になっている竹河内事務局長でした。
中小企業振興基本条例の内容はもちろんの事、こういった条例があったんだ・・・という全くの事前知識がない状態での参加でしたが、条例なので文章は多少固いところもありましたが、勉強会を通じてわかったことが3つあります。
1つ目は、この条例の結論は、「地域に良い会社が増えること自体が地域への貢献であり、良い会社でなければ、地域からあてにされない、だから良い会社になろう」ということです。そのために企業・地域・行政が連携をとり、お互いが協力できる仕組みを作ろう。ということを各条文に書いてあるということ。
2つ目は都道府県・市町村の各々で条例を制定するため、すべての県や市町村に条例があるわけではなく、都市よりも地方都市の方が、中小企業が多いため制定率が高いということです。
3つ目は、条例の内容は漠然とした内容で、具体的な事柄や数字がなく、これを施行したら自社がどうなるのかが明確ではない。のが現状であるということです。ただ近年できてきている条例のため、これからどんどん具体的なものになっていくのだろうと思いました。
最後に感想としては、「企業・地域・行政が連携していくことが良いという方向になってきているのを自覚しながら、自社を磨き続けるしかないんだ。」と考えられた良い勉強会でした。ありがとうございました。